はちみつまじりで

気づかない場所で起きている奇跡を なるべく見落とさないようにしていきたい

名曲「Cool magic city」における「僕」のヘタレっぷり

今日は私の大好きな「Cool magic city」について少し。

Cool magic cityは関ジャニ∞のデビュー曲、「浪花いろは節」のカップリング。タイトル略して通称クルマジです。(このブログでもクルマジと書かせていただきます)

ライブでは2004年のクリパ*1や翌年のサマスペ*2など初期はよくライブで歌ってきた曲。
8周年イベント「すごはち」のファン投票や「十祭」のミニコーナーのランキングにも入ってきたことで「関ジャニズム」のセトリにも入ってきた名曲。(ソースは全て円盤化されてるものからなのでこの情報に抜けや誤りがあったらすみません)

私の中でクルマジの歌詞って映画ばしゃ馬さんとビッグマウスの天童義美くんなんです。
「急なアクセルでキスさえ奪えるんだよ」とか「いまはこう見えてチャンス狙ってるんだよ」とか
「おれほんまに本気出したらイチコロやで?」って言いそうな感じがすごーく天童くんっぽいなぁと感じるんですよね。
でも部分的には丸山くんっぽいなぁと思ったり村上くんが言いそうだなぁと思うところがあったり…。

曲全体を通して
「クールにリードしてるけど実は下心全開ですよ?
でも好きなんは変わらへんからついてこいよ!
…って言ってみたけど不安やからやっぱり離れないでくださいお願いします」みたいな
強気なんだかよく分からんスタンスなんですよね
可愛い…

特に好きなフレーズを紹介しながら好きな理由を述べます
完全に私の主観の解釈で書いていくので、「この曲はそんなんじゃない!」と思われる方いらっしゃるかもしれませんがどうか広い心で…
むしろ違う解釈でこの曲を聴いてみたいのでよろしければコメントで教えてください…

 

「あんなに昨日は『好きよ』って言っても もう映ったバックミラーの中で君は過去の顔」

→こんな序盤で現実突きつけられることあります??
主人公は後ろに乗ってる彼女が自分を見てないことに気づいちゃってるんですよ…
昨日はあんなに好きって言ってくれたのに…
(多分彼女は昨日のデートでそんなに好き好き言ってないけど彼は嬉しくて頭の中でリフレクトしまくって『あんなに』って言いたくなるぐらい言ったと勘違いしてるのではないだろうか…)


「Don't worry Don't worry 背中に胸のぬくもり それだけを恋と呼ぶには僕は貪欲で」
「君が思うほど安全な走りなんかじゃなくて 急なアクセルでキスさえ奪えるんだよ」

→ もう〜〜こんなに可愛い…
クールぶってつかまりなよなんて言ってみたりするけどほんとはもっと近くに行きたいだけなんですよ〜!
もっと近付いて!って言えないから「つかまりなよ」って言っちゃう!可愛い…
→ 「キスさえ奪えるんだよ」って言ってるってことは現時点でキスもしてない仲なんですよね…
そんな仲に飽きてきそうな彼女に対して
「ほんまはもっと面白いこともできんねんで?」って姿勢めちゃめちゃ可愛いです…
→ キス「さえ」って表現が絶妙だと思います
気持ち的に「キスぐらい簡単に」みたいな言い方ですが結局彼女が飽きそうになってるってことはヘタレで出来ないだけなのかな、と思ったり…
彼の中の最上級の「ここまでできるんやで!」が「キス」なあたり純情少年〜〜!若いエイトさんだから歌えた曲でもありますよね
→あとこの主人公、一人称が「僕」なんですよ
こんなに強がってみても「僕」は貪欲なんです…YABAI
なんだかんだ言って「僕」は法定速度で走ってそうだなぁと思います


「最近はRainy days ノータッチの日々」
「バックシートが濡れちゃ 嫌がるから今日も…」

→ 優男〜〜〜〜!!!!
彼女が嫌がることは絶対したくない優男〜〜んんん〜〜〜!!!!
→ そもそも彼女を後ろに乗っけるバイクデートしか選択肢がないあたりめちゃめちゃKAWAII〜〜!
「金はない、でも会いたい。よし、2ケツ誘うか!」という思考、愛おしい…
→ Rainy daysって表現は単に雨の日ってだけじゃなくて喧嘩してるとかちょっと距離ができちゃったとかそういうものの隠喩にもなってるんでしょうか
ノータッチの日々〜ってところにも繋がってくるような気もします
「最近は距離ができてもうた。せやけど僕のバイクに無理やり乗せるのは(僕に合わせてもらうのは)嫌がりそうやし申し訳ないし今日はやめとくか、、」という悩める日々…
→ そのあと「明日はShining sky〜!」って言ってるので 彼、晴れてほしすぎるんだと思います
晴れてほしい。私もそう思う


「 Don't worry Don't worry 『ついてきなよ』細い腕からませて その続きを期待してる 僕の本性です」
「優しいだけの男になど なれるわけもないから いまはこう見えてチャンスを狙ってるんだよ」

→ 出た〜〜〜〜〜!!ヘタレ〜〜!!
男の子のこういう本音って可愛すぎませんか、、
優しいだけの〜から溢れ出す丸山くんみ…
→ ここまでもなんとなく彼が「実はできる」って言いたいことは伝わってきてるのにあえて
「こう見えてチャンスを狙ってるんだよ」って言葉にしちゃうところ可愛すぎる〜〜!!
口では「ついてきなよ」って言ってるけど内心ドキドキで、どうしよう!?って思いながらもチャンスを狙ってみる彼、、可愛いが有り余る…

そして最後の追い討ち、一番サビと同じ内容をもう一度言う彼…
わかったわかった、急なアクセルでキスさえ奪えるんだよって言いたいんだね
そこまでできるんだね!わかったわかった!すごい!

 

関ジャニ∞のラブソング*3の醍醐味って「追わせてるように見えて実は追いかけてるしなかなか相手にされない」ってとこだと思うんですが
彼らのようなハイパースペック爆イケ男性アイドルグループがこんなヘナヘナした曲(語弊)歌うことで魅力が591269221126911113516倍アップすると思います

彼らのラブソングのいいところは、どんなに相手にされなくても真っ直ぐずっと好きなんですよ
へこたれてもまた前を向いて相手に真摯に向き合って好きだと伝えるところなんですよね〜
そういうことを言っても違和感がないエイトさん〜〜!が好きです

曲の聞き方の楽しみ方は色々あると思うんですが
彼らの彼女になった気持ちで聞くとほんとに、、言われたい…!ってなるんですよね
普段私たちが追ってる存在の関ジャニ∞が追いかけてくる状況…
そういうとこ、ツボなのさ〜〜!
抜け出せない関ジャニ∞のツボでした

追伸:クルマジは手をひらひらさせる振付が楽しい。からの腕を左右に振る振付。メンバーもエイターさんも同じ振りで踊れる曲。一体感。

*1:関ジャニ∞X'masパーティ 2004」の略。「EXCITE!!」というタイトルで円盤化している。

*2:「サマースペシャル2005前夜祭」の略。
DVDタイトルは「Spirits!!

*3:ここでイメージしてるのはローリング・コースターとかブリュレとかSpeedy Wonderとかそういうタイプのラブソング。