はちみつまじりで

気づかない場所で起きている奇跡を なるべく見落とさないようにしていきたい

∞ o'clockを2005年版と2008年版で比較したい

どうもどうもこんにちは。美雪です。
寒くなってまいりましたがみなさまいかがお過ごしでしょうか。

(※この記事は2017年11月に書き出して下書きで眠っていたものを仕上げたものです。)

さて、今回は関ジャニ∞のメンバー紹介ソング
「∞ o'clock」と「∞ o'clock 08」の歌詞から当時のメンバー像が見えてくるのではないかなと思い、考察することにしました。


「∞ o'clock」は2005年の「サマースペシャル2005前夜祭」のオープニングで披露された曲です。(ライブ映像は同年11月に発売された「Spirits!!」に収録されています)

その3年後、2008年10月29日発売「無責任ヒーロー初回限定盤A」のカップリング曲「∞ o'clock 08」では少し歌詞と歌唱順が変わります。

どちらも関ジャニ∞メンバー自身による作詞です。


メンバー 一人一人にあてられた歌詞を見比べるために05年版と08年版をメンバーごとで並べました。
この記事では05年版の紹介順で並べています。

∞ o'clock 08では倉→亮→安→雛→横→丸→す の順番でリレー形式で紹介していきますが、
05年版ではす→安→丸→雛→横→倉→亮の順です。

●→ ∞ o'clock ○→ ∞ o'clock 08

記号の後についているのは歌っている人(作詞した人)の名前です。

歌詞は08年版は歌詞カードから、05年版はSpirits!!から耳コピしました。(ので、05年版はちょっと自信ありません)


サビはどちらも同じ歌詞なので省略しています。

歌詞の雰囲気から見て、歌っている人がそのメンバーへの歌詞を書いていると思っているのではないかなと思っているのでその前提で話を進めます。



【すばるくん】
●横山さん
ハーイハハイハイ ハイハイハイ
ハハイのハイの ハイハイハイ
言わずと知れた メインボーカル
えーんやこらせの ドッコイセ
テンション上がると言うこと聞かねぇ
テンション下がると何にもやらねぇ
ちっちゃい背丈に豪快パワー コイツの名前は すばる!


○まるちゃん
待っていました美声の野獣
Hey Hey ボッチャン コレナンボ?
古着にゃ目がねぇ Love×2 SUBARU
S-M No×2 何でもスバル
ハァ〜ン スッゴイ こんなのはじめて
常識知らずの健康おたく
シバル、イバル、ハマル、スバルガンバル
コイツはやっぱり 渋谷すばるぅーー

05年版のテンション上がると下がるのすばるくんのお顔がめちゃくちゃ可愛らしいです。
なんてことは置いといて。
05年ごろのすばるくん、安定しなかったんだろなぁというところが分かる歌詞です。2017年のすばる革命(と私は呼んでいます)以降はテンション下がってうだーっとしているのを露骨に感じることは少なくなりしたが、この頃の映像を見ているとたしかに、自分の感情に素直だなぁという印象を受けます。
そして、08年版の歌詞のふわポム感すごくないですか?
耳で聞いてて気持ちいいなぁと思ってたんですが表記見て改めてまるちゃんのワールドが広がってるなぁと思いました。SUBARUとスバルとか、最後の○○ル遊びとか…
S-M No Noなんでもすばるって歌詞書いたまるちゃんの顔が見たい。まるちゃんにとってはSでもMでもないんだね…………まるちゃんにとってすばるくんは「すばる」でしかないという…
「へいへい坊ちゃんこれなんぼ?」の深さもすごい。
やすば期のやすくんが「今は店員さんに声かけられますか?」って心配してたぐらい人見知りなのに、こないだのまるすばベース探しロケでは普通にゴリゴリに値段交渉していた…
声かけるのが苦手なだけで話してしまえばおしゃべりできるんだろうか、すばるくん。
あと最後エコーかかった「渋谷すばるぅ〜〜♡」のテンションが2018年と変わらなくてとってもいいです…
「常識知らずの健康おたく」…この辺もっと調べて知りたい…!

【やすくん】
●すばるくん
大阪の天王寺動物園
ギターを弾く珍しいチンパンジーと 出会った〜

○亮くん
脳味噌の中はお花畑
気が付きゃ付いてたあだ名はゲイ
短い指で押さえるFで
会場沸かすぜ!皆騒げ!!
こいつと一緒にYeah!×2
本当は嘘です!ゲイ!×2
誰より優しく、誰より頼れる
∞の最短BOY 章ちゃん

天王寺動物園…!松原.のブンノニ、、まさひろ君、、
08は歌詞の韻の踏み方が亮くんっぽい〜〜パリピフゥ〜
「∞の最短BOY」っていう表現初めて聴いたとき衝撃受けました…最短て…ジュニアの頃やすくんが大きかったのにね……
亮くんにとってやすくんは「優しくて頼れる」だから、やっぱりこの頃から今も変わらずやすくんがお兄ちゃんなのかなと思いました。
そしてこの頃からいじられるゲイキャラ。この時代は今ほどそういう性別の話題は世間に受け入れられてなかったんじゃないでしょうか。ジェンダーレスなんて言葉も最近は出て来ましたが、やすくんはこの頃からそういう時代の先を読んでいたのかな。
男らしさも可愛らしさも兼ね備えて、どちらにしても最高なやすくん…
数年越しに「こいつはエンターティナーですよ」って感じで努力をバラされるやすくん。努力というか、なんだろうな、もう安田章大という一つの作品なので何がキャラ作りでも何が素でもそれがやすくんである限り最高なんだよな…


【まるちゃん】
●やすくん
丸ちゃんでございますー! 皆さん みなさん みなさん!
愛してください!
奇妙な言葉を繰り出す 最高だぜ
元気がいい言葉は「パァーン!!」

○横山さん
ハーイハハイハイ ハイハイハイ
ハハイのハイの ハイ ハイ ハイ
こいつがウチの元気印
まるまるまるまるまるちゃんです
奇声を発すりゃいきなりコパーン
テンション上げればいきなりパーン
女性が大好き ポテチが大好き
甘いの食べたら アマース!!

「パーン」はマストなんですね。
05年から使われる長寿ギャグ・パーン…
100年後も使って欲しいです。
私「アマース」も好きなので最近やらなくなったの寂しいです。
05年のやすくんの声の高さと08年の横山さんのリサイクル感も好き。
テンション上げればとかもちょっと近くて 可愛い。
ポテチと女性を並べて表現する横山さんとそれらが大好きなのもまるちゃんの可愛さが溢れ出しています、、
あと、05年の 奇妙な言葉を〜のメロディがすっごく好きです。08には残らなかったけど…


【ひなちゃん】
●まるちゃん
大きな声で さぁやって参りました 村上信五
颯爽と登場
まずはサッカーボールを10時間
そして筋トレ毎日空いた時間
ごっつい手から繰り出すツッコミ
僕はいっつも たんこぶだらけ
いつでもどこでも 派手なツッコミ
「ホンマに勘弁してくださいよー」

○やすくん
ジャニーズギリギリ ツッコミアイドル
いつでもどこでも右手はパー
グラビア見つけりゃ気にせずツッコム
大物見つけりゃびびらずツッコム
それでも時々右手はグー
まるちゃん見つけて本気でパンチ
ツッコミ命 右手が命
八重歯が命 村上信五

◎ひなちゃん
だけど (だけど) どつきたいわけじゃないねん (ツッコミ)
それが 僕の仕事なの

村上信五」語感がいいからどちらもフルネームで入ってるのいいですよね。
08のやすくんの「村上信五」の言い方が好きです。
山田はよくひなちゃんの激しいツッコミを受けているのでやっぱりツッコミの印象が強いんでしょうか…
まるちゃんの最初の方のラップ、詰め込み方がやすくんみたいだなーと思いました。
だけどどつきたいわけじゃないねんのひなちゃん、どちらもむっちゃ可愛いです。
なの、て……ひなちゃん・・・・


【横山さん】
●ひなちゃん
事務所に入って9年目 24歳 忘れん坊
ロケバス乗ったら 携帯あらへん
仕事の帰りは 財布があらへん
自由と書いて 横山裕 コイツが∞のフリーマン
心はずっと 永遠の子供 コイツが∞の ピーターパン!

○ひなちゃん
羨ましいほど天使の美白
メンバー想いのWonder Boy
旅行が大好き おまけにグルメ
「あの〜 最近ハマってるのはベガスと、つけ麺?」
優しい 楽しい 珍しい
ヨコチョ 横山 裕ちゃんでーす!

ちょっとここヨコヒナに詳しい方に思う存分語っていただきたいんですけどやばいですよね。
05年では最初の3行忘れん坊要素を伝えてるのに対して
08では外見、中身、趣味と横山さんの魅力を短い間に伝えています。
ひなちゃんから横山さんに書いたとしたら1行目の「羨ましいほど天使の美白」のパワーが強すぎて…わたしから言えることが何もない…
05年でフリーマン、ピーターパンだったのが08ではWonderboyになった。よかった。3年で何も変わってなかった。
この頃の横山さんのピーターパン感本当好きです。07年のソロとかめっちゃ可愛いじゃないですか。今の彼は大人の魅力があるけど、あの頃のキラキラした少年のような彼もまた魅力的…一人で何度でも楽しめる横山さんの成長…
最近忘れ物の話聞かない気がしますがどうなんですかね。


【大倉くん】
●ドラムソロ

○すばるくん
まずはこいつだ∞のドラマー
最近じゃTVで連ドラマー
コイツのリズムに乗れば誰もがアッパーラッパーだ
俺らの鼓動を叩く最強ドラマー oi たっちょん!

05年版でドラムソロで終わってしまう大倉くん、さみしい…
大倉くんも誰かに紹介されてほしかった…
その悲しみに気付いてくれたかのように08年版では一発目で紹介されるんですよね〜!やった〜〜!
私が関ジャニにハマってからというもの、まだ大倉くんが連ドラで活躍しているところを見れていないのでこの頃の連ドラえげつなかったのかな〜などと思っています。
関ジャニの活動年表を一年前ぐらいから作っていてまだ完成していないんですが、たしかに2007〜2014年ぐらいまで役者として色んな作品に出ていたなあというイメージ。
役者としてもすごい大倉くんですが、ドラマーとしてもこの10年でメキメキと力をつけています。昔の映像見て今のライブ観ると、大倉くんの安定感が関ジャニのバンドとしての安定感を演出している。
いやしかし、このあとの亮くんパート、片手でドラム叩きながら片手でマイク持って歌う大倉くんの器用さやばくて好き。

【亮くん】
●大倉くん
誰もが認めるsexy boy
でも 家に帰れば甘えん坊
好きになると とことんハマって
今ではギターが恋人 baby
恥ずかしがり屋のはにかみスマイル
女心に バーン! バーン! バン!
黒髪なびかせ 毒舌悶絶 ∞の若頭 亮ちゃーん

○大倉くん
Ryo×3 NSKD こいつの名前が錦戸亮
誰かれ構わず ニラミきかせる
Sexyたれ目に泣きぼくろ
髪は黒 魅惑のah ギタープレイに皆メロメロ
仲間想いで涙もろい こいつが俺らのラストフレンズ

亮くんのパートめっちゃかっこよくないですか〜〜〜?亮くんの設定(設定)、肩書き?に魅力がいっぱい詰まってることがよくわかる歌詞です。でも、05年版で「甘えん坊」「恥ずかしがり屋」といった今になってクロニクルで世間にさらされるようになった亮くんのかわいい一面を挙げているんですが08年版ではこの可愛いギャップ要素が盛り込まれなくなりました。
05年版では亮くんの中身に言及しているのに対して08年版では押韻重視で外見の特徴を多く取り入れています。
でもどちらの歌詞にも入っている「ギター」というキーワード。05年版でギターと出会ってハマり出す亮くんを見ているメンバーが08年版ではギターの実力がメキメキ上がっているのを認めているような歌詞になっています。3年で亮くんとギターの間に何があったんでしょう…ギターといえばやすくんのイメージがありますが亮くんのギターもまた素敵です。そして10年経った今もギターを友達のように胸に抱いてかきならされたメロディから生まれる曲を、私たちは聞くことができるんですよね。亮くんのギター万歳。
そして、最後の「こいつが俺らのラストフレンズ」という歌詞を深読みしすぎて泣きそうになった私です。単純にその時期やってたってだけかもしれないんですけど関ジャニにとって亮くんがラストフレンズだとしたらヤバイ。ア〜〜ヤバイ。この辺は大きな声で話すものでもないのでツイッターのDMで語り合いましょう。ただただ大倉くんの作詞センスが光っている。



書き終わって最終確認でSpirits!!見たら泣いてしまった。
オープニング、はじめての城ホ公演オーラスを煽るひなちゃん。今と変わってなくて。
時計の音とカウントダウンと共に画面に映し出される一人一人の顔と名前。今もそうですがこの会場の期待をさらに盛り上げる演出がたまらなく、心を熱くさせますよね。

そもそもこの公演、内くんが抜けて2週間後のライブなんですよね。2週間で曲のパート入れ替えて構成も練り直して、っていう中でのライブと考えると胸にこみ上げるものがある。その動揺を感じさせないように「いくぞ〜〜!」って駆け出す彼らがかっこいい。この映像見て元気魂と重なるものを少し感じた。
一人分の穴を埋めるためにちょっと頑張りすぎちゃう関ジャニ。元気魂で「また来てくださいよ」と涙を流したすばるくん、この公演でも泣きたいほどに不安だったのではないかなと思う。すばるくんというか、全員。
埋まらない会場をやっといっぱいにして満を持して城ホでライブにできる!と思った矢先のアクシデント。こういう窮地に立たされた時の関ジャニの「向かっていく力」ってすごいです。個性も歌声もやりたいこともバラバラなのに、足の方向が一緒なんですよね。

ひなちゃんのベテラン演歌歌手ばりの「どつきたいわけじゃないねん」パートの後ろで幼稚園児みたいになる5人。のあとににこにこしていたら、横山さんの「いくぞ〜〜!」の号令でひなちゃんのもとに駆け出すんですよ。この曲でもそうだし他の曲でもこの頃に横山さんが号令をかけたり合いの手を入れていたのが今も引き継がれていて。最年長…。

そしてまるちゃんの「8人だぞ!」のアドリブに泣きそうになってたらすばるくんの「歯磨けよ!」で笑わせてくれるあたり、関ジャニのそういうところが好きなんだよ〜と思う。


05年版で順番がごちゃごちゃなの、ほんとは最後に内くんのパートがあったのかな と考えてしまう。
亮くんが内くんを紹介して内くんがすばるくんを紹介するのかなぁ。大倉くんのパートがドラムソロになったの、ほんとは横山さんが大倉くんへの歌詞を用意していたんだろうか。
そう考えると、この人っぽくないなぁという歌詞も繋がった気がします。
ここまでもこれからも深読みしてるだけなので気にしなくていいんですが、やすくんが歌ってる歌詞はすばるくんが書いたもの、まるちゃんが歌ってる歌詞はやすくんが書いたものとして見ても違和感がない。むしろそっちのほうがしっくりくる。
「奇妙な言葉を〜」のパートすばるくんの声でも再生されるしすばるくんのメロディな気がしてくるし、でもやすばのキーが近かったから歌えるんだね…という。
だったら、横山さんが歌う「ハーイハハイハイ」って歌詞、内くんが作ったもの…の可能性……?
だから、使いまわしてるんじゃなくてあえて残しているのかもしれない…。え〜〜〜〜ん無理泣く

8人の∞ o'clockも気になりますが、2018年の∞ o'clockも聴いてみたいな〜と思っています。外から見た関ジャニが「えげつない」になると思うので、また内から見た関ジャニもどんなんだろう。内から見た…内くんから……?う〜〜泣いちゃう
それはそれでアリ…でも泣く(泣く)

まるちゃんの謎の趣味のこととか、大倉くんのバラエティ好きでヘタレで腹黒キャラで食いしん坊なとことか、やすくんの髪型がめっちゃ変わるとか、すばるくんが10時過ぎたら初老ゾーンに入るとか、横山さんのすぐムキになるとことか、ひなちゃんのベージュのスーツが似合ってラップも英語も天才的なセンスをお持ちなとことか、亮くんのうさぎちゃんなとことか、入ってきたらいいなぁ

コンビ萌えの観点からも、また個人の作詞センスも細かく見ていくとおもしろいこの∞ o'clockという曲。みなさんもぜひ深読みしてみてください。そして私に耳打ちしてください。