関ジャニの失恋ソング調査～なぜフラれ、その後何を思うのか～

こんばんは。美雪です。
突然ですが、みなさんは関ジャニの失恋ソングにどんなイメージを抱いていますか？
「フラれてそう…」「いつも未練たらたらな感じ…」さまざまなご意見があることでしょう。
この際、いっちょ調べてみよう！ということで全楽曲から失恋ソングを探し出し、歌詞と向き合ってみました。

題して「関ジャニの失恋ソング調査～なぜフラれ、その後何を思うのか～」

もくじ

まずはじめに、アルバムシングルソロ曲も含め300近くある関ジャニ∞の全楽曲の歌詞を全て洗い出し、失恋ソングをピックアップしました。個人の解釈によってバラつきが出そうだったので以下の通り基準を設けました。

• 恋人同士として愛し合っていた描写がある

• 片思いで告白した描写がある

• 別れた（振られた）ことが分かる描写がある

と定めましたが、それでも歌の表現は自由で受け取る側の解釈にも幅があるので「あれが入ってないぞ！これはどうした！」という曲があるかもしれません。今回は私の感覚で選曲したのでゆるーい気持ちで読んでいってください。

１．失恋ソング一覧と別れた理由

さて、失恋ソングと選曲したのは以下の２５曲です。
ついでに曲中の二人が別れた理由を歌詞から考えてみたものも載せています。

・I to Uは失恋ソングっぽいですが最終的にヨリ戻すのでラブなソングだと判断し除外しました。
・あなたへ、Snow Whiteは別れたかどうかの描写がはっきりと著されていなかったため、除外しています。
・イエローパンジーストリートは歌詞をよく見ると純粋なラブラブソングです。
※投稿当初失恋ソングリストに「罪と夏」を含んでいましたが、がっつり愛していた描写がないため除外し修正しました。（2019年6月8日）
※投稿当初失恋ソングリストに「マイナス１００度の恋」の記載漏れがありました。以下の表には記載があるのにここの表だけ載せてなくて訳が分からなくなっててすみませんでした。（2019年6月10日）

これだけリリースされた曲があってがっつり失恋ソングととれるものが２５曲というのもなかなか驚きです。
曲の数だけ恋愛の形がある、ということでこのリストを細かく見ていきましょう。

まずは別れを切り出したのはどちらかについて

半数以上が相手から振られている関ジャニくん（この記事では楽曲の主人公を関ジャニくんとします）です。こうなると自分から振った楽曲の方が気になってきます。

続いて別れた理由について

（関ジャニのこと調べてるだけなのになんだか悲しくなってきました。）
最も多かったのが「夢のため」、こちらはすべて自分から振ったもので、七色パラメータ、悲しい恋、myself、青春ノスタルジーの四曲です。夢のためと言いつつなんだかんだで未練タラタラな四曲でもあります。

最も多かった理由二つ目が「気持ちや生活のすれ違い」ですね。
All of me for you、二人の涙雨、二人の花、SorrySorryloveが該当しています。ソリソリなんかすれ違いっぷりがひどいですよ。誕生日に電話するねって約束してたのに忙しくてメールにも既読無視で…。でも明確に別れたとは言ってないのでもしかしたら痴話げんかかもしれないです。

二番目に多かった理由「相手を傷つけた、喧嘩、価値観の違い」です。
冬恋、Halfdown、渇いた花の三曲です。これはもう、これはただただ切ない…。仲直りできればよかったんですけどね。君の痛みを自分に重ねて分かってあげればよかったのかな～～。

続いて「相手に好きな人ができた」
no-no-no、朝焼けの太陽、言ったじゃないかがこれに当たります。もう自分に非はない…！と思いたいけど、相手をかまってあげなかったとか忙しさを盾にしてたとかそういう背景があるのかも（ない）。関ジャニのフラレ曲ってこのパターンが一番多い印象だったんですがそうでもなかったみたい。

「遠距離になるから」
きっと幸せがキミを待ってる、夕闇トレインの二曲が切な青春ソングです。夕闇トレインの「濁した言葉尻の理由も聞けなかったな」で切なさ倍増。エモ。

「死別」
Eden、大阪レイニーブルースです。Edenは推測なので分かりません。が、レイニーが死別ソングだったことをこの調査で初めて知りました。「あいつが消えて遠い空へ行っちまった夜」をすーっと聞き流してしまっていたのですがテーマは重めのエモソングでした。

「理由もなく一方的に振られた」
brilliantblue、マイナス１００度の恋です。これも関ジャニ的にありがちなパターンかと思ったらそうでもないやつ。感情の矛先をどこに向ければいいか分からないパターンでもあります。理由はあるかもしれないけどはっきりと分からないまま一方的に振られた、という感じです。

２．別れたあとの行動と心情

別れた理由が大まかに分かったところで、続いて関ジャニくんの別れた後の行動と心情をみていきます。歌詞を見て複数回出ているものや特徴的なものをカウントしてみました。

まずは行動から

(見落としがあり、「泣く・涙」は12回でした。)
一番多かったのが「泣く」「涙」に関すること。
その事実が悲しい。
その他は「仕事に励む」が二回、「謝る・黙る・心配する」がそれぞれ一回ずつありました。

一番多かった「泣く」「涙」に関する歌詞はこちら

(二人の花の「君を思い出にできる頃にはきっと涙も乾くだろう」が抜けています。すみません。)
泣いているのは自分だったり二人だったり、愛が泣き叫んだりしています。一部うまく泣けていなかったりするものもあります。

次に関ジャニくんの心情の変化

関ジャニの失恋ソングはさまざまな形容詞が出てきました。
最も多く出て来たのは「悲しい」の７回。
あとは忘れられなかったりまた会えると信じていたり、結構未練がありありな感じに見えます。

「願望」の項目の内容は以下の通り。

関ジャニくんになら…いいよ…（チョロ）（復縁）
となってしまいそうな切ない願望ばかり。こうしたロマンチックな願望を切なく歌えるから関ジャニ・・好き～～・・・ってなるんですよね。

３．結論

楽曲によって失恋のタイプが違うので統計的に処理しづらいんですが、「傾向がある」ということで結論を出すのならば関ジャニくんの失恋ソングはこんな感じ。

調査前、一方的に愛想尽かされて振られているイメージがあったのですが、結果やはりそうした気持ちのすれ違いで振られている曲が多いようでした。何曲かは「相手の気持ちを考えてあげればよかった」「もっと二人の時間を大切にすればよかった」と反省したりしているものもあったので自覚はあるようですが、別れは避けられませんでしたかね。
夢のために自分から別れを告げて「それでも好きや～」ってなってる関ジャニくん、かっこいいとかわいいを持ち合わせていて私は好きです。
泣いている関ジャニくんを励ましたい。泣きたいときは泣いた方がいいです。

４．まとめ

今回調査をしてみて、やっぱり振られている楽曲が多かったなーと思ったんですがよく考えれば振った曲が多かったらそれはそれでちょっと嫌なような気がします…。別れてヒャッホーイってなる曲はやっぱジャニーズコンプラ的にアウトなんですかね。となるとラブソングで失恋ソングは「振った相手を想う」という構図になるのは当然のような気がしてきます。
でもその「振った相手を想う」は女々しいように見えて、とてもセクシーなフレーズに溢れていました。これを関ジャニが歌ってるんだよなぁと思うとますます関ジャニが好きになってしまいます。

これにて失恋ソング調査はおしまいです！ここまで読んでくださりありがとうございました。同時進行でもう一つの分析を進めていたので世界にお披露目できるようマイペースにやってます！おたのしみに。

過去の楽曲分析はこちら