なないろまじりで

気づかない場所で起きている奇跡を なるべく見落とさないようにしていきたい

未来は明るくもなく暗くもなくどちらでもないから

 2年前の私に、未来の私は大倉くんが「次こんなことがあるなら終わりでもいいと思ってます」って言ってるって聞いて少し安心してると伝えたらまず信じないと思います。それぐらい、この2年間でいろいろありました。

 正直なことを書くと、渋谷さんのときは理由を聞けばぼんやりとしたビジョンで、メンバーが言うところによると腑に落ちないとか背中を押すか迷ったとか、そういう中での脱退だったので全然納得いきませんでした。ソロデビューの発表があっても、「関ジャニ∞では見られない夢なのか?」の答えとして適切なものが見つからずにずっと考えていて、最終的には「グループに居ながらやってみたけどできないからこうした」のだと無理やり自分の中で答えをこじつけました。ただ、あれだけ愛していたグループを離れて一人で歌手として芸能活動を続ける渋谷さんを見て、こんな風にグループを抜けるってあるんだな、ないと思い込んでたなと思いました。過信しないようにしてたけどやっぱり私は理想にとらわれていて、脱退後も活動を続ける渋谷さんを見て、関ジャニ∞が続いていくことだけが理想じゃないんだなと思いました。変わらないものが続いていくのだと、そういう夢を見ていたけれど、多分そういうところが好きだったんだけど、変わっていく彼らを見て、夢から覚めたみたいに、理想や期待を押し付けるのはやめようと思いました。
 それが私にとっては初めてのことで、納得しようと思ったりグループを続ける彼らを見続けたいと思ったり、色んな感情の間で揺れながら2018年を過ごしていたように思います。亮くんと横山さんのレンジャー日記はこの1年、頑張んなきゃ、続けなきゃと義務を背負っているように決意を書くことが多くなりました。どこからどうみてもつらそうだけど、心のどこかで少年漫画のように頑張って乗り越えてハッピーエンドにしてくれるように思い込んでいる部分がありました。でも、大倉くんが手紙で書いてくれていたように、心が擦り切れていた状態だったのだと知ると、相当なプレッシャーを背負って疲れ切っていたのだと思います。そうして今後について考える時間が与えられて出した結論だとすると、一番いい答えを私は知ることができたのかなと思っています。推してる人からしたらそんなわけないだろって思うかもしれないけど、私は渋谷さんも亮くんも、世間から非難されるような理由での旅立ちではないから、グループを好きでいられます。
 ファンクラブ動画で亮くんについて触れられなかったとき、そして今後のレギュラー番組ではもうさよならできる機会がないと知ったとき、私は少しだけ怖いと思いました。二日前まで当たり前にグループにいた、というか最前線で引っ張っていたメンバーをいないようにしてしまうのかと怖くなりました。しかし、発表の次の日にまるちゃんが「りょうちゃん」と書いてくれたこと、サタプラでも名前を出して話してくれたこと、大倉くんがラジオで「内、すばるくん、亮ちゃん」と呼んでくれたことで、安心しました。自分たちの心の整理もつかない中で、ファンの反応を見てできる限りフォローしてもらえることが本当にありがたいと思いました。
 「一生あなたたちのアイドルです」「6人の関ジャニ∞も突っ走っていくんで」が時間の経過と環境の変化によってそうじゃなくなってしまったことで、一瞬、ほんの一瞬だけ、何を信じればいいのか分からなくなりました。冷静になれば、そんな漫画みたいにうまくいくわけないのにって思うけど、結構本気でその言葉を信じていたように思います。信じていたというか、そう言ってたときは嘘のつもりで言うわけないから、と、今も過信してるんですかね。でも、そうじゃなくなった。当たり前に続いていく永遠はありませんでした。変わっていってしまうものの中で私は関ジャニ∞の何を愛しているんだろうと考えました。

でも一歩ずつゆっくりでいいから、歩き出さなきゃいけないと、僕たちは歩き出そうとしています。でもみんなはまだ、立ち止まっててもいいかなと。後ろを振り返っても全然大丈夫です。時間が経って前を向いたときに、ちゃんと僕たちが立っていられるように、笑顔で迎えられるように準備をします。

私は関ジャニ∞が笑って立っててくれるから前を向けると思っています。笑って立っていることが当たり前じゃないと知ったから、どれだけ大変なことか知っているから、だからこそ「次こういうことがあるときは僕はもう終わりにしてもいいと思っています」の言葉ですごく安心しました。本当に終わってしまったら寂しいのは分かってるけど、頑張って走ろうとして、やってみなくちゃって走り続けている彼らを見ていれば、苦しんで壊れてしまう姿だけは見たくないと今の私は思っています。渋谷さんがグループじゃなくて一人でやっていきたいという夢を持ったとき、活休でいいじゃないと思っていました。でも、内くんのときに再起に走りまくったメンバーを間近で見てるからこそ、自分がいない場所を埋めるように、帰ってくる場所を残すように命を削らせることをしたくなかったのかな、と思いました。内くんのときを知らないから私には何も言う資格はありませんが、渋谷さんがいなくなって亮くんがそうやって頑張ったところを見ると、だからお休みじゃなくて辞めるっていう決断なんだと解釈しました。亮くんの決断があって初めて、渋谷さんが抜けたことも飲み込めるようになりました。シャッフルで流れてきても聞けなくなっていたロマネとLIFEもいまは聞けます。

そしてeighterのみんなには、本当に感謝しています。あなたたちがいたからこの半年間ずっと笑顔でいられました。みんなも日々、辛いこと悲しいことたくさんあるよね。でもだからこそ、ライブで笑顔で会えるあの瞬間がすごい幸せだよね。あしたからお互いがんばって、ライブで会えるときは泣いててもいいから、笑顔で会えるといいなと思ってます。お互い元気もらって、支え合ってここまで来られたと自分では思っているんで、これからもこんな大変な俺たちだけどよろしくお願いします。

 ラジオの電波を通してこうやって言葉を届けてくれることは、きっと、ものすごく幸せなことなんだろうなと思います。うらやましいだろ、って惚気たくなるぐらい、まっすぐな愛が届きました。「あなたたちがいたから」というのはお互いさまで、その愛でこれまでどれだけ救われたか、言葉にできないぐらいです。本当にありがとうございます。
 やすくんの言葉を借りると未来は明るくも暗くもないから、どうやって戦うのか、そこを見ていたいなと思っています。明るくも暗くもなりうる中で、できる限りのハッピーエンドに向かっていくところが見たいです。今までもありのままをさらけ出して(と思っているけど、メイキングを見たら私が知っているのは一部でしかないと気づく。)、テレビの向こうで楽しそうにしている姿を見て美しいと思っていました。誰がどんな風に感じとっていても関係なく、私はそうして笑っている姿がきらきらと輝いて見えます。そういうところに価値を見出しているから好きが終わらないんだと思います。アイドルでいると決めた5人を、変わっていく関ジャニ∞をこれからもそばで見つめさせてください。

引用
ニッポン放送オールナイトニッポンサタデーナイトスペシャル 大倉くんと高橋くん」2019年9月7日放送