なないろまじりで

気づかない場所で起きている奇跡を なるべく見落とさないようにしていきたい

ボケてツッコんで!関ジャニメンバーのお笑い的役割を考える(2)

 メンバー全員が関西人で構成されている関ジャニ∞。前回は2012年に行われたイベント∞祭のセンターは俺だ*1をもとに、恒例のカウントによってメンバーそれぞれのツッコミ/ツッコまれ傾向を考えました。

 7年前のデータだけでは物足りなかったので、今回は2015年に行われたリサイタル「お前のハートをつかんだる‼」より、各会場HGTBダイジェスト*2をもとに計測、考察しました。なお、2012年の資料は3時間ちょいあったのに対して今回の資料は1時間半ぐらいなので、まったく同じ条件で検証したわけではないことに注意してください。また、その年の一部を切り取ったものを計測したものでしかないので、これだけでメンバーの人格や仕事に対する姿勢をすべてはかるものではありません。メンバーの「ある地点を切り取った一面」であることをご了承いただいた上でお読みください。

目次

1.ことばの定義

 復習になりますが「ツッコミ」「ボケ」の基準を以下のように定めました。まず「ツッコミ」から。

漫才などでボケに対して指摘や合いの手を挟むこと。 または、その役割の人、その行為の内容。その行為の内容。笑いどころが何処であるか明確にしつつ話を進行する役割を持つ。(Weblio辞書より*3

 以上の辞書の内容を参考に、「メンバーの発言または行為、状態に対して指摘をすることで会場から笑いが起きている」ことをツッコミの基準として定めました。
 下線を引いた「笑いが起きている」ということが重要です。例外をあげると「ルールに厳しい錦戸さん」が、「チョケてルール違反をする横山さんに対して指摘する」ことはツッコミではなくただの指摘であると判断し、ノーカウントとしました。ここの判断が笑いがあるかどうかと面白いかどうか、最終的に私の方で判断したものになるので明確な数字ではないかもしれません。そのあたりご了承いただいた上でこのあと読み進めていただけると幸いです。


 次に「ボケ」の判断基準。

漫才で、つっこみに対して、とぼけた役を演じる者。ぼけ役。(goo辞書*4

 関ジャニさんの場合「ツッコミが入ることによって」なんでもない発言・行動だったものがボケになるという特徴が見られました。意識的でも無意識でも面白いと思ったことには一球一球拾ってツッコんでいく関ジャニさんなので、今回はボケた回数を数えたというよりはツッコまれた回数を数えたという表現の方が近いかもしれません。

 以上の定義を参考に、会場の雰囲気や発言内容の意図を汲みつつカウントしていきました。

2.ツッコミ/ボケ回数計測結果

 心の準備はいいですか?それではこちら結果です!ドン!



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 なんとなんと、ツッコミ回数の1位は大倉さんになりました。2012年のセンターは俺だから2015年のHGTBの3年間のうちに大倉さんは関ジャニツッコミキングになっていたのです。また、ボケキングだった丸山さんが2位に転落しているのは、丸山さんのボケへの姿勢が変わったわけではなく、この3年のうちに横山さんのイジられが加速したからだと考えられます。
 そのほか、3年間の比較でこちらをご覧ください。

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 左が2012年、右が2015年のツッコんだ回数ランキングです。1位の大倉さんとともに渋谷さんの順位も上がりました。そして横山さんは1位から4位に。すばくらが上昇、ヨコヒナが下降したほか、下位三人の順位には大きな変動はありませんでした。

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 ツッコまれた回数はパンぱんだ、tornの順位がそれぞれ入れ替わりました。上下した2コンビも回数が大きく離れていたわけではないので関ジャニ∞のボケの立ち位置はおおよそこの型で動いていると考えられます。

 この調査をするまで「ボケが得意な人はツッコミはあまりしない、ツッコミができる人はボケない」と予想していました。しかし、必ずしもそういうわけではなく、ツッコミもボケも回数が少ない錦戸さんや、ツッコミもボケも同じ回数ぐらいでできる渋谷さんがいるという事実が明らかになりました。(回数の多さで個人の能力に優劣をつける意図はありません。)
 つまり、「このメンバーはツッコミ」という風にボケかツッコミの二極だけで一人ずつ当てはめるのではなく、バランス(どっちもいける)型、どちらでもない型にも割り振ることができます。そこで、前回の調査結果も踏まえて「ボケ・ツッコミ」「バランス・どちらでもない」に各メンバーを振り分けた図を作成しました(※結果をもとにしたイメージです)。


 
 こうしてみるとやはり関ジャニはお笑い的にバランスが取れているなぁと思います。今回の調査で分かったこととして、丸山さんはボケることに集中している様子でツッコまずにへらへら笑っているのと、大倉さんはいつ誰が面白い事言うかに集中していて自分からボケる回数が減ったこと。この二点が顕著に見られました。丸山さんと大倉さんのボケとツッコミそれぞれに重きを置いているところが3年の間にさらにシンメっぽくなっていました(正しいシンメの意味とは違うかもしれませんが、役割や立ち位置としてという意味で使用しました)。もちろんそればっかりに集中してるわけじゃなく、二人とも器用にやりますけど。
 先陣を切って喋り倒していたヨコヒナは安定感を残しつつも話さずにいる場面が時折見られ、2012年は言葉数少なくドカーンとオトしていくスタイルだった渋谷さんもこの三年間のうちによく喋るようになりました。

 この結果と発言内容をもとに各メンバーのツッコミ/ボケの傾向を考察しました。(※なお、発言内容の記録の詳細については公開しません。)



イジられ最年長

横山さん

 横山さんは2012年時点でツッコミツッコまれの回数が総合的に高く、バランスが良いのが特徴でした。それから3年が経過した2015年、ツッコみツッコまれの回数でみた順位は相変わらず上位にいるのですが、2012年から少しずつ出始めていた横山さんイジリがよく見られました。
【ツッコミ】各メンバーがおかしなことになっているポイントを見つけて「○○するな」と状態そのものへのツッコミを入れる場面は以前と変わらずよく見られました。2012年はまぶたを強く閉じて叫ぶようにツッコむことで場内に響かせていた横山さんですが、この年には少しずつマイルドなツッコミも増え、笑いながら小声でツッコむ場面もみられました。他のメンバーが拾わないボケを拾ってあげるだけでなく、ツッコまずに笑っているだけのこともありました。これが今で言うところの横山(大人の余) 裕さんのはじまりなんですね。
【ボケ】2012年は自分からボケることが少なかったのですが、HGTBではあえて女言葉で話してみたりシンプルシンプル!に食いついてみたりしています。とはいえ意図していないところでツッコまれることも多く、ランキングでは丸山さんをおさえて1位を獲得しました。


お笑いセンス+協調性

渋谷さん

 2012年の渋谷さんは「量より質」といったタイプのボケを放つことが多く、ツッコミにもその傾向がみられました。HGTBではツッコミもボケも順位が上がり、発言回数が増えたようです。
【ツッコミ】2012年は「誰がどう見ても変な状況・言動」にはあまりツッコまず真顔で静観するか一人でくふくふ笑っている様子がよく見られ、直接話しかけられたり自分が話題の中心になっているときはオラオラツッコむ渋谷さんでした。HGTBでは自分が話題の中心でなくてもツッコミで積極的に会話に参加する場面がみられます。「たこ焼き屋みたいな名前しやがって(くくる)」「パチンコ負けたペンギンやん」などキラーワードで落とせる実力で関ジャニ∞のお笑いを支えている点は変わらず。
【ボケ】何もしてないのにツッコまれるといった状況は少なく、シュールなボケを放ってしっかりとツッコまれる構図が多くみられた渋谷さん。今回の調査でもその一面を残しつつも、一筆で伝えたるでおかしな方向に進んでいく絵を見て「戻してほしい!」と無邪気に言って大倉さんにツッコまれる様子が見られました。以前は主にヨコヒナにツッコまれていましたがこの3年のうちに大倉さんと仲良くなったのか、大倉さんのツッコミスキルが上がったのか不明ですが、渋谷さんのボケは大倉さんにも拾われるようになりました。


お客さんと関ジャニをツッコミでつなぐ

村上さん

 ツッコミのスタンスは相変わらず。ツッコミ回数ではランクを落としましたが質はきっちり一級品です。ボケの内容で少し変化があったので下に記します。
【ツッコミ】どつきつつ「○○やろ」と場が散らからないようにツッコんでいることは変わらず。以前よりも「ちゃんとしろ」「しっかりやれ」と言うことは少なくなりました。そして前よりも「ツッコんでこの場を盛り上げないと!」という力んだ姿勢がゆるやかになり、笑いながらツッコむことが増えました。どこか楽しそうにも見えます。
【ボケ】以前は自分からチョケることが多かった村上さんですが、今回の映像ではチョケてツッコまれる場面は見られず(チョケても真面目にツッコまれず)、天然や言い間違いがすばくらにつかまっていました。絵描きうたのお兄さんの村上さんがMCの顔で「スペシャルメドレーです」と天然が炸裂したところで渋谷さんに「何匹も出てくんの?」とツッコまれたところが好きです。(感想)

実は量より質重視

丸山さん

 ここぞというタイミングを見計らってボケる丸山さん。前回の記事では隙さえあれば、という感じでしたが、今回の映像の中では割と出るところを見計らっているように見受けられます。振られたときの反応は100%ですが、量より質を重視しつつある丸山さんが見られました。
【ツッコミ】一時間半あってまともなツッコミが2回しかないという。スピード遅めで、声小さめなのは相変わらず。横山さん、大倉さんには強めにツッコみますが、前回よりもさらにボケに集中しているようです。
【ボケ】話のテンポや語感を重視し、特に意味のない言葉の選び方が秀逸。自分からボケる回数が渋谷さんに並んで多い。答えを一つに合わせるコーナーのお題「女の子のきゅんとくるしぐさは?」では「ブラ汁をふいてる時」と回答し、メンバーから総ツッコミを受けていました。(全員のツッコミタイプが分かりやすく出ている場面でしたので下にも記しました。)


ピュアなツッコミ、口調は尼

安田さん

 ワードの強さと声の大きさで目立たせる関ジャニスタイルの中では周りにかき消されてしまうこともあった安田さん。HGTBは口調が少し強めになった(~やわ、~してや)のと、ボケはじめの誰もいけないときやシンと静かになったときにツッコむので「あ、安田くんがツッコんでる!」と思える場面もよく見られました。
【ツッコミ】2012年は「なんでなん?」「なにしてんの?」とボケに対して純粋な疑問を投げかけるタイプのツッコミをしていた安田さん。問いかけ続け、答えが見つかったのか、2015年の安田さんはシンプルにボケへの純粋なリアクションをするようなツッコミをしています。「絵下手やって」「生きてて聞いたことない」などピュアなツッコミに癒されます。(ここまで純粋って何回言った?)
【ボケ】真剣な天然といった印象だった安田さん。以前は予想外の角度から飛んでくる発言に思わずツッコんでしまうような状況を作りがちでした。2015年の安田さんは言語レベルがますます高まり、「寺のならす鈴」「一賞の上のとこ」と独特なセンスでツッコミを動員させます。そうしたハイセンス系ボケだけでありません。パンの種類を考えるクイズで「暖かい国にいきたいな~」(模範ツッコミ:それサイパンや!)とぶっこみ、全体の流れを変えるポイントを作れるのも安田さんの魅力としてうつりました。


いつでも全力!

錦戸さん

 ボケ、ツッコミともに他メンバーに比べたら少なめだった錦戸さん。今回も変わらず控えめな印象ですが、彼は彼なりに努力を重ねていることが分かります。ボケもツッコミも少し口調が強すぎるところがあるので、笑ってもらおうとして言っているかが伝わりづらいところがあります。
【ツッコミ】タイプとしては訂正・指摘でのツッコミが得意で、ボケを面白く引き立てるツッコミはあまりしないところは変わらず。間違った発言への反応は敏感ですが、村上さんや安田さんの天然に対して特に何も言わずに笑っている(もしくは気まずそうな顔をしている)ことが多いところも変わりません。2012年のデータと大きく変わっているのは横山さんへの噛みつきが減り、代わりに丸山さんにキャンキャン吠えていることが多いところです。
【ボケ】2012年に比べて、丸山さんや渋谷さんのように分かりやすく笑ってもらえるようなチョケ方はしなくなりました。一生懸命やっているところをツッコんでもらうのが錦戸さんの基本パターンで、大倉さんによく拾われます。

ついにツッコミエース!

大倉さん

 2012年はすばやく声を出してきっちりツッコんでいた大倉さん。今回の調査ではさらにパワーアップ!成長No.1のバラエティ力を磨いているという印象です。
【ツッコミ】この3年間で一番大きく伸びたのは大倉さんのツッコミ力です。大倉さんのツッコミ回数が増えたことが関ジャニ∞のバラエティを大きく前進させたと言っても過言ではないでしょう。誰よりも早く反応し、こぼれ球をしっかり打ち返し、「面白い」を放っておかない大倉さん。自分がうまくボケることよりも、誰かから発信された面白そうなワードに興味があり、訂正したりなんでと聞いてみたりして活かそうとしています。ツッコむときのワードはいたってシンプルです。
【ボケ】今言ってみたらおもしろそ~♪ぐらいのノリで地味にボケを投げかけてみるスタイルは変わらず。やっぱりちょっとシュールめ。投げたボケに対して拾ってもらえる回数が少ないので宙に浮いてお客さんの心にじわじわ響かせます。

3.実際に起きた関ジャニお笑い(ツッコミ/ボケ)の事例

 映像を見ていて「これは分かりやすい」と思った、関ジャニがお笑いをしている場面を2つ抜粋しました。
 まずはツッコミから。福井「答えを一つにあわせたる」のコーナーから、丸山さんが「ブラ汁をふいてる時」と回答したあとのメンバーの反応です。

横山「お前国みたいに言うな」
安田「初めて聞いたわ」
渋谷「ブラ汁!」
安田「生きてて聞いたことないわ」
錦戸「ブラジャーから汁出てるわけちゃうやろだって」
村上「汗やろ?汗でええやろ」
大倉「お前汗って書けよ」
渋谷「地球の向こう側やないか!」

 そのあと丸山さんが八木さんのモノマネしようとして大倉さんに引き戻されるところまでがセットなんですけどそこはまぁ置いといて。このやり取りについて私は次のように捉えました。

横山さん→ブラ汁をブラジルとかけていることをまず説明(『~するな』)
安田さん→素直なリアクション
錦戸さん→発言内容の間違っている箇所の訂正(『ちゃうやろ』)
村上さん→元の位置に正す(説明も兼ねる)(『~しろ』)
大倉さん→発言内容の修正案(『~しろ』)
渋谷さん→ボケの意図を汲んだツッコミ(『~やないか』)


 2012年の横山さんへの総ツッコミ例と比較しても、それぞれのツッコミスタンスは3年前とほぼ変わらないし、一人一回発言する(しかも全員一回はツッコむ)と同時にそれぞれが各位置で最善のツッコミができるところが特徴です。横山さん渋谷さんがボケの意図を面白くイジり、安田さんが素直に「なんだそれ」と言えるリアクションをしてくれる、錦戸さん村上さん大倉さんはお客さんに分かりやすく伝わるよう説明を兼ねたツッコミ、この3方向からのツッコミにより、このボケの面白さがお客さんに伝わりふふっと笑える仕上がりに持っていくことができます。

 続いて、関ジャニが全員でお笑いの流れを作っていく「大喜利」が自然発生した場面を見ます。抜粋したシーンは、同じく福井「答えを一つにあわせたる」のコーナーから、「ガブリと噛みついたパン。その中には何が入っていた?」のお題が出たときの様子(約1分間のやりとりの書き起こし)です。太字は意図的にボケたと考えられる発言、矢印はボケをツッコんだ人の流れです。

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 パンがつく言葉で大喜利をする関ジャニです。横山さんが「海パン」とぶっこんだことから始まり、丸山さんが乗っかって村上さんは「中身入ってへんやろ!」とツッコむ。ここで安田さんが「暖かい国に行きたいなぁ」と呟いて渋谷さんにツッコませて、横山さんも乗っかる、というのが大まかな流れです。
 まずポイントとして挙げられるのは、全員が入れ代わり立ち代わりボケとツッコミを重ねているところ、一つのボケにつき二人以上がツッコんでいるところです。しかもこれ面白いトークをする場面というわけではなく、お題が発表されて答えを考えながらこの流れを作っているシーン。誰かがボケている間、ツッコみながら答えを書いて「黙る時間」をゼロにしています。そのため1分の中にこんなに情報量が詰まっています(笑)その中でぶち込まれたのが安田さんの「暖かい国に行きたいな~」というボケ。誰にもツッコまれなかったらどうするつもりだったんでしょう?誰かが気付いてツッコんでくれると思っていたからボケたんじゃないでしょうか。さらには渋谷さんが何秒も経たないうちに真顔で安田さんの求めたツッコミをストライク。そして横山さんが乗っかってこれまた渋谷さんがうまく間を利用してツッコんでみんなが「すごーい!」と褒めるなか「いきましょか」と進行していきます。丸山さんはペンのインクが残り少なかったのか、書くのに一生懸命(真面目で可愛い)であまり参加できなかったのですが、6人はこの自然発生した大喜利を楽しんでおり、やはり「面白い=すごい」が土台にある関西人なのは相変わらず。渋谷さんの頭の回転の速さと、全員の間の取り方がばちっとハマったシーンでした。大好きです。


4.まとめ

 前回の調査で分かったことは、関ジャニトークの大きなテーマは「誰もスベらせない」なのではないかということでした。全員が自分の役割を自覚し、喋るべきところできちんと出ることでお笑いの流れを作っていました。そして今回の調査では、そうしたスベらせないことはもちろん根底にある中で、前回…3年前の映像よりも少し力の抜けた関ジャニ∞を観察することができました。スベったらスベったで面白い、でもそこまで頑張りすぎない。それでも、「ここだけは面白くなりそうだから乗ってみよう」と思ったときの団結力が強いなと感じました。
 また、大倉さんの個人解説の項目でも述べましたが、この3年間で大きく成長したのは大倉さんのツッコミ力です。特に錦戸さんや渋谷さんに対してツッコむ回数が増えたことが大きな変化としてみられました。考えられる原因としては大倉さんの対メンバー観が変わった、コミュニケーションをとる回数が増えた、もしくは大倉さんの仕事に対する姿勢に変化があったのかもしれません。ボケとツッコミのタイプが固まってきた中で大倉さんのツッコミスキルが上がったことは関ジャニ∞にとっての大きな進歩であり、トークやバラエティの面でプラスの変化をもたらしました。それと、渋谷さんの発言回数が増えたこと、安田さんのボケがうまくいかされるようになったこと、その他全員が少しずつ努力を重ねることで関ジャニのお笑いを進化させています。
 この頃からクロニクルが始まり、メンバーそれぞれのお笑いスキルが磨かれていきます。ただでさえ面白いのにもっともっと面白くなっていきます。固定化されたパターンの良いところは残しつつ、色々な企画に挑戦していく中でお笑い立ち位置が逆転したり意外なことにトライするのでさまざまな表情が見られるようになっていくのです。
 関ジャニ∞のお笑いは、日ごろの密なコミュニケーションとお互いへの絶対的な信頼によって成り立っているのかもしれません。そういう、しっかりした土台の上でいかに楽しく遊べるかに一生懸命になる7人が大好きでした。6人になって、そして5人になって、メンバー間のコミュニケーションは大きく変化しています。こうして過去の映像を見て数えたりしているからこそ、「あっ、ここが変わったな」と気付くことも多いです。言わないけど。誰かの代わりになれるように立ち振る舞ったり、そこはあいつ以外できないとばかりにぽっかり空いてしまったり、そういう変化を記録していけば見えてくるものがあるかもしれません。でも、私は7人の最強布陣を観察するのが大好きでした。数字にしてみても変わらないものを知れることが何よりの喜びでした。なので、2019年の関ジャニをちゃんと数えるのはもう少し経ってからにしようと思っています。「それでも続けた2019年」を心から楽しんで見られるようになるまで、もう少し時間が必要です。

 と、こんな記事にらしくもない私情を挟んでしまいました。関ジャニ∞の皆さん、15周年おめでとうございます。15周年の記念に、大好きな関ジャニのお笑いについて記録しました。これからも笑い合っている日が一日でも多くなりますように!応援しています。




☆おまけ☆
今回はコンビ間の関係性を検証する目的ではなかったので誰が誰に、というところは省略していましたが、せっかく計測してグラフを作ったので一応貼っておきます。私がよく見るポイントは各項目の無い色を探して誰が誰に「ツッコめていないか」。考え始めたら一夜明けますよ。
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*1:「8EST(初回限定盤A)」DVD盤特典映像 ∞祭~ボクらも8っちゃい、8っちゃけまつり~ 『ガチンコ祭り!センターは俺だ!!』全公演ダイジェスト(2012年10月17日リリース、IMPERIAL RECORDS)

*2:関ジャニ∞リサイタル お前のハートをつかんだる‼(DVD盤)」特典映像 『各会場HGTBダイジェスト』(2016年1月27日リリース、INFINITY RECORDS)

*3:ツッコミ(つっこみ)とは何? Weblio辞書

*4:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/203565/meaning/m0u/