はちみつまじりで

気づかない場所で起きている奇跡を なるべく見落とさないようにしていきたい

関ジャニ∞メンバー間の呼び方まとめ~特典映像編~

こんにちは。
今回は今まで調査した特典映像のメンバー間の呼び方・呼ばれ方についてカウントしたものをまとめました。
同時進行でカウントしていたんですが去年からチマチマまとめ始めて今になりました。

今回対象となるのは
①「8EST」ガチンコバトルセンターは俺だ!*1(2012)
②「関ジャニ∞リサイタル2015」HGTB*2(2015)
③「ジャム」撮り合いメイキング*3(2017)
の3作品です。

年代ごとに呼び方が変化していったり、呼び方が変わらないコンビがいたりと色々な発見がありました。
この記事で紹介するものはその年のその映像という一部分を切り取って計測したものであるため
このコンビは絶対こうしか呼ばない!と決めつけるものではありません。
例としていくつか挙げた形なので、こんな感じか~ぐらいで読んでもらえたら幸いです。

目次

1.コンビごとの呼び方まとめ

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2.呼んだ回数ランキング

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仕切り担当が名前を呼ぶ回数が多くなったりしています。
倉安は三回分の映像で唯一2回ランキング入りしたコンビです。

3.各メンバー呼び方呼ばれ方まとめ

三回分の映像を合計して回数が多かったもの上位2つぐらいを並べてみました。2012年の○○選手は特殊だったので除外しました。

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4.3回分の記録表

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合計がだんだん減ってきてはいますが映像自体の収録時間が短くなっているためだと考えられます。

4.まとめ

 ○○くんと呼び合ったり呼び捨てだったりする他のグループに比べて関ジャニ∞はテレビやラジオでも独特な呼び方で名前を出したりするところが好きです。好きというか、え、どっちが年上で?そんな呼び方を!?という驚きが沼に繋がったような記憶があります。
 今回のまとめで一番ツボだったのが各メンバーごとの呼ばれ方まとめで丸山さんの「マル」「お前」がマストになっていたところでした。年上にも年下にもマル、お前と呼ばれがちな丸山さんに愛しさ余っちゃう。
 ここまでも何度か書いてきましたが、丸山さん自体あまり人の名前を呼ぶ回数が他のメンバーに比べて極端に少ないのです。その中で唯一呼び方が固定されていたのが対錦戸さんで、錦戸さんも基本は「マル」であることは三回分の計測結果通してみられました。変化しているように見えてずっと同じものがあったんだなぁという発見がありました。
 当方丸山さん推しであるために丸山さんのことしか書けないので、他のメンバーのこんなとこ見つけた!すごい!ということがあればお気軽にコメントください!

今年も関ジャニの記事をたくさん書いていけたらいいなと思っています!次は何を研究しようかな~!


過去の関連研究資料


*1:「8EST(初回限定盤A)」DVD盤特典映像 ∞祭~ボクらも8っちゃい、8っちゃけまつり~ 『ガチンコ祭り!センターは俺だ!!』全公演ダイジェスト(2012年10月17日リリース、IMPERIAL RECORDS

*2:関ジャニ∞リサイタル お前のハートをつかんだる‼︎」DVD盤特典映像 各会場HGTBダイジェスト(2016年1月27日リリース、INFINITY RECORDS

*3:「ジャム」初回限定盤B『撮り合いメイキング』、2017年6月20日リリース、INFINITY RECORDS

勝手に #関ジャニ裏楽曲大賞 結果発表&コメント全文

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関ジャニ裏楽曲大賞にご参加いただいた皆様
日々めまぐるしく回る関ジャニ界隈においてご多忙の中投票頂き、まことにありがとうございました。
述べ370名の方々にご参加頂き、有意義な裏楽曲大賞を開催することができました。
これも皆様方のご支援とご愛顧によるものと、心から感謝いたしております。

この記事ではいただいたコメント全文を紹介するとともに、投票いただいたデータをもとに作成した資料を公開いたします。



目次

1.企画概要

関ジャニ∞デビュー15周年を記念して本家楽曲大賞さまが行なっている「関ジャニ∞楽曲大賞」に乗っかり、関ジャニメンバーが口ずさんだあの歌この歌について語らおうじゃないかという目的のもとどの方面にも非公認で勝手にワイワイ楽しむだけのために行った企画です。

エントリー条件は以下の通り

・メイキングや番組内でメンバーが発した、メロディのあるフレーズ
関ジャニ関ジャニ以外の楽曲の替え歌
(音源化されているものは除外)

エントリーに二週間の期間をとり、企画用Twitterアカウントと匿名投稿フォーム(CustomForm)にて裏楽曲を募集しました。
作成した裏楽曲リスト↓
passionwenwen.hatenablog.com
31曲の中から好きな曲を1~3位まで選んでいただき、
1位→3ポイント、2位→2ポイント、3位→1ポイント
として合算。

投票・集計にCustomFormを利用しました。

投票期間:
2019年11月6日18時00分~2019年11月20日23時59分
得票数:370(うち1票は重複曲投票により無効)

2.投票した人の推しメン構成

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3.ランキングと獲得ポイント数

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4.ランクごとの獲得ポイント数と合計

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5.コメント全文

29位(5pt) 秋の夜長を鳴き通す鈴虫のような旋律

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28位(6pt) 尾頭付きの鯛

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27位(7pt) マイクスタンドがやってくると…

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26位(8pt) 大阪駅で野垂れ死ぬ

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23位(10pt) スマホで音楽聞くのなら

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23位(10pt) トントン考えよう

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23位(10pt) ふっふっふふんふんどし

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22位(12pt) リアルやぎのゆうびんやさん

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21位(13pt) 僕の思い出の話を昨日からずっとしているんだけど

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20位(16pt) 新春シャンソン歌手音頭

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19位(24pt) ブラジリアンワックスの歌

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18位(25pt) 高橋くんと大倉くんのふたりのラジオ

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16位(27pt) よこやまはいない~

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16位(27pt) 抱きしめてごらん

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15位(38pt) 見てへんで見てたやろ

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14位(35pt) あなたはもう食べたのかしら

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13位(38pt) 亮ちゃんどすこい~故郷に錦を~

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12位(41pt) 始まるよっ始まるよっ

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11位(43pt) すきま風

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9位(54pt) 俺の腕はシュナウザー

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9位(54pt) 西海岸に本願寺

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8位(69pt) 真ん中ごま2つありました

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7位(81pt) ベースマガジンの表紙飾った?

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6位(83pt) 遺失物

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5位(97pt) ちっちゃいってすばらしい気がする

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4位(142pt) 蝉ばっかとってた時の話

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3位(214pt) 吹きさらしロープウェイ

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3位コメントまだ続くけど…目次に戻る
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勝手に #関ジャニ裏楽曲大賞 対象曲リスト

関ジャニ15周年で楽曲大賞さんが関ジャニ楽曲大賞を開催してくださっているのでそれに乗っかって【裏】楽曲大賞を勝手に開催することにしました。

エントリー条件は以下の通り
・メイキングや番組内でメンバーが発した、メロディのあるフレーズ
関ジャニ関ジャニ以外の楽曲の替え歌
(音源化されているものは除外)


(エントリー募集・投票期間は終了しました)

結果発表は12月初旬を予定しています!
お楽しみに!


【対象曲リスト】
年表示は放送日、円盤発売日

2006
・遺失物(横山・聞くジャニ
ケータイあれへん 財布もあれへん
ケータイケータイケータイ 財布財布財布

2007
ウワキウキウキ(安田・聞くジャニ
夏は心ウキウキ 浮き輪もウキウキ
だけど気持ちだけはしっかり持ってて
夜遊びはほどほどにしいや〜〜んねっ?


2010
・丸みを帯びたU字の水槽(丸山・関パニ)
丸みを帯びたU字の水槽 丸みのMで蓋をした
底に溜まった小さな山 てっぺん黒丸書いたなら
上にチョンチョンできあがり

・真ん中ごま2つありました(安田・関パニ)
・新人シャンソン歌手音頭(全員・関パニ)

2011
・見てへんで〜見てたやろ〜(全員・music.jpCM)
妙子ちゃんからのメールは見てへんで〜

2012
・あなたはもう食べたのかしら(丸山・あおっぱなメイキング)
神田川替え歌
鯛の頭を食べたのかしら
昨日やめた骨付きかしわ

・僕たちは言わない(全員・music.jpCM)
着うたサイトはミュージックドットジェイピー
それ以外に言うことはない
たとえ言うことあったとしても僕たちは言わない

2013
・西海岸に本願寺(丸山・へそ曲がりメイキング)
へそ曲がりイントロ替え歌
・むらかみ、し〜ぶたに、やすだ、お〜お〜く〜ら、にしきどん!?ま〜るやまりゅうへい〜、よこやまはいない〜(丸山・8EST)
スマホで音楽聴くのなら〜(全員・music.jpCM)
狂おしいほど憎らしいほどこの映像とは全く関係のないメッセージ

2014
・リップスティックリーム下さい(丸山・JUKEBOXメイキング)
・尾頭付きの鯛(丸山・ZIP)
・始まるよっ始まるよっ(安田・モニタリング)
はじまるよ はじまるよ はじまるよったらはじまるよ
いちといちで忍者さん!どろんっ
はじまるよ はじまるよ はじまるよ はじまるよ
に〜とに〜でカニさんだ!ちょきんっ
はじまるよ はじまるよ はじまるよ はじまるよ
さんとさんでねこのひげ!ニャア
はじまるよ はじまるよ はじまるよ はじまるよ
まるとまるで無限大

・ふっふっふふんフンドシ(全員・music.jpCM)
増えた〜〜〜僕たちの配信曲が〜増えた〜〜

2015
・ブラジリアンワックス(安田・トーキョーライブ)
君が僕についたときに 離れない君の強さ
君が僕から離れていかないこと少し嬉しかった
離れた瞬間僕から 隣からいなくなった
君の大切さ知った
アイ ラビュー ダブリューエーエックス WAX ×2
忘れられない君の力 power…
アイラビューアイラビュー ブラジリアンワックス
君がいないからもう夜は眠れない
離れられないもうどうしようもない
アイラビューアイラビュー ブラジリアンワックス uh

・吹きさらしロープウェイ(丸山・ジャニ勉)
2人で♪吹きさらしロープウェイ♪
・蝉ばっか取ってた時の話(丸山・元気メイキング)
・僕の思い出の話を昨日からずっとしてるんだけど(渋谷・HGTB)
僕の思い出の話を昨日からずっとしているんだけど
こんなに悲しい気持ちになったのは初めてなんだけど
今は大丈夫

・俺の腕はシュナウザー(安田・関ジャニズムメイキング)
バウワウ〜〜〜〜!


2016
・ちっちゃいってすばらしい気がする(渋谷&安田・クロニクル)
・リアルやぎのゆうびんやさん(大倉・クロニクル)
白やぎさんから手紙が来たメ〜!黒やぎメ〜メ〜!読まないメ〜!メ〜!むしろ食べちゃうメー!メー!メー!メー!
・マイクスタンドがやってくる〜すると〜アイツがやってくる〜チャチャチャ〜♪(丸山・Rの法則

2017
・抱きしめてごらん(横山・クロニクル)
抱きしめてごらん 不安な気持ちなど あっという間だぞ
・トントン考えよう(安田&横山・クロニクル)
トントントントン考えよう 何が起きたか考えよう
トントントントン考えた・・・
よくできました♪

・すきま風(丸山・撮り合いメイキング)
すきま風〜すきま風〜
すきま風〜風任せ〜よこ任せ

・亮ちゃんどすこい〜故郷に錦を〜(丸山・クロニクル)
あなたが生まれたことによって
みんなが幸せな気分BunBunBun
亮ちゃんどすこい 故郷に錦を飾るど
HAPPY HAPPY BIRTHDAY
HAPPY HAPPY BIRTHDAY
プレゼントフォーユー!
故郷に〜錦を〜飾るどーん
故郷に錦を飾るどーん
故郷に!錦を!飾るんだド〜ン
プレゼントフォーユー!

大阪駅で野垂れ死ぬ♪(丸山・エイタメ)
・秋の夜長を鳴き通す 鈴虫のような旋律(丸山・クロニクル)
リーリーリーリー…

2018
・ラップバトル ベースマガジンの表紙飾った(錦戸・ジャムメイキング)
ベースマガジンの表紙飾った 俺も買うたわでも調子に乗んな 響かせろもっとおまえのスラップ ビートに乗せんなこんなクソラップ 今日のステージ何回ミスった?両手じゃきっと足りそうにないなあ 親父見習って鍛えろハート おっと泣くな俺がlike a いじめっ子

2019
・高橋くんと大倉くんの二人のラジオ(安田・倉橋)


企画用Twitterアカウント

ボケてツッコんで!関ジャニメンバーのお笑い的役割を考える(2)

 メンバー全員が関西人で構成されている関ジャニ∞。前回は2012年に行われたイベント∞祭のセンターは俺だ*1をもとに、恒例のカウントによってメンバーそれぞれのツッコミ/ツッコまれ傾向を考えました。

 7年前のデータだけでは物足りなかったので、今回は2015年に行われたリサイタル「お前のハートをつかんだる‼」より、各会場HGTBダイジェスト*2をもとに計測、考察しました。なお、2012年の資料は3時間ちょいあったのに対して今回の資料は1時間半ぐらいなので、まったく同じ条件で検証したわけではないことに注意してください。また、その年の一部を切り取ったものを計測したものでしかないので、これだけでメンバーの人格や仕事に対する姿勢をすべてはかるものではありません。メンバーの「ある地点を切り取った一面」であることをご了承いただいた上でお読みください。

目次

1.ことばの定義

 復習になりますが「ツッコミ」「ボケ」の基準を以下のように定めました。まず「ツッコミ」から。

漫才などでボケに対して指摘や合いの手を挟むこと。 または、その役割の人、その行為の内容。その行為の内容。笑いどころが何処であるか明確にしつつ話を進行する役割を持つ。(Weblio辞書より*3

 以上の辞書の内容を参考に、「メンバーの発言または行為、状態に対して指摘をすることで会場から笑いが起きている」ことをツッコミの基準として定めました。
 下線を引いた「笑いが起きている」ということが重要です。例外をあげると「ルールに厳しい錦戸さん」が、「チョケてルール違反をする横山さんに対して指摘する」ことはツッコミではなくただの指摘であると判断し、ノーカウントとしました。ここの判断が笑いがあるかどうかと面白いかどうか、最終的に私の方で判断したものになるので明確な数字ではないかもしれません。そのあたりご了承いただいた上でこのあと読み進めていただけると幸いです。


 次に「ボケ」の判断基準。

漫才で、つっこみに対して、とぼけた役を演じる者。ぼけ役。(goo辞書*4

 関ジャニさんの場合「ツッコミが入ることによって」なんでもない発言・行動だったものがボケになるという特徴が見られました。意識的でも無意識でも面白いと思ったことには一球一球拾ってツッコんでいく関ジャニさんなので、今回はボケた回数を数えたというよりはツッコまれた回数を数えたという表現の方が近いかもしれません。

 以上の定義を参考に、会場の雰囲気や発言内容の意図を汲みつつカウントしていきました。

2.ツッコミ/ボケ回数計測結果

 心の準備はいいですか?それではこちら結果です!ドン!



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 なんとなんと、ツッコミ回数の1位は大倉さんになりました。2012年のセンターは俺だから2015年のHGTBの3年間のうちに大倉さんは関ジャニツッコミキングになっていたのです。また、ボケキングだった丸山さんが2位に転落しているのは、丸山さんのボケへの姿勢が変わったわけではなく、この3年のうちに横山さんのイジられが加速したからだと考えられます。
 そのほか、3年間の比較でこちらをご覧ください。

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 左が2012年、右が2015年のツッコんだ回数ランキングです。1位の大倉さんとともに渋谷さんの順位も上がりました。そして横山さんは1位から4位に。すばくらが上昇、ヨコヒナが下降したほか、下位三人の順位には大きな変動はありませんでした。

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 ツッコまれた回数はパンぱんだ、tornの順位がそれぞれ入れ替わりました。上下した2コンビも回数が大きく離れていたわけではないので関ジャニ∞のボケの立ち位置はおおよそこの型で動いていると考えられます。

 この調査をするまで「ボケが得意な人はツッコミはあまりしない、ツッコミができる人はボケない」と予想していました。しかし、必ずしもそういうわけではなく、ツッコミもボケも回数が少ない錦戸さんや、ツッコミもボケも同じ回数ぐらいでできる渋谷さんがいるという事実が明らかになりました。(回数の多さで個人の能力に優劣をつける意図はありません。)
 つまり、「このメンバーはツッコミ」という風にボケかツッコミの二極だけで一人ずつ当てはめるのではなく、バランス(どっちもいける)型、どちらでもない型にも割り振ることができます。そこで、前回の調査結果も踏まえて「ボケ・ツッコミ」「バランス・どちらでもない」に各メンバーを振り分けた図を作成しました(※結果をもとにしたイメージです)。

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 こうしてみるとやはり関ジャニはお笑い的にバランスが取れているなぁと思います。今回の調査で分かったこととして、丸山さんはボケることに集中している様子でツッコまずにへらへら笑っているのと、大倉さんはいつ誰が面白い事言うかに集中していて自分からボケる回数が減ったこと。この二点が顕著に見られました。丸山さんと大倉さんのボケとツッコミそれぞれに重きを置いているところが3年の間にさらにシンメっぽくなっていました(正しいシンメの意味とは違うかもしれませんが、役割や立ち位置としてという意味で使用しました)。もちろんそればっかりに集中してるわけじゃなく、二人とも器用にやりますけど。
 先陣を切って喋り倒していたヨコヒナは安定感を残しつつも話さずにいる場面が時折見られ、2012年は言葉数少なくドカーンとオトしていくスタイルだった渋谷さんもこの三年間のうちによく喋るようになりました。

 この結果と発言内容をもとに各メンバーのツッコミ/ボケの傾向を考察しました。(※なお、発言内容の記録の詳細については公開しません。)



イジられ最年長

横山さん

 横山さんは2012年時点でツッコミツッコまれの回数が総合的に高く、バランスが良いのが特徴でした。それから3年が経過した2015年、ツッコみツッコまれの回数でみた順位は相変わらず上位にいるのですが、2012年から少しずつ出始めていた横山さんイジリがよく見られました。
【ツッコミ】各メンバーがおかしなことになっているポイントを見つけて「○○するな」と状態そのものへのツッコミを入れる場面は以前と変わらずよく見られました。2012年はまぶたを強く閉じて叫ぶようにツッコむことで場内に響かせていた横山さんですが、この年には少しずつマイルドなツッコミも増え、笑いながら小声でツッコむ場面もみられました。他のメンバーが拾わないボケを拾ってあげるだけでなく、ツッコまずに笑っているだけのこともありました。これが今で言うところの横山(大人の余) 裕さんのはじまりなんですね。
【ボケ】2012年は自分からボケることが少なかったのですが、HGTBではあえて女言葉で話してみたりシンプルシンプル!に食いついてみたりしています。とはいえ意図していないところでツッコまれることも多く、ランキングでは丸山さんをおさえて1位を獲得しました。


お笑いセンス+協調性

渋谷さん

 2012年の渋谷さんは「量より質」といったタイプのボケを放つことが多く、ツッコミにもその傾向がみられました。HGTBではツッコミもボケも順位が上がり、発言回数が増えたようです。
【ツッコミ】2012年は「誰がどう見ても変な状況・言動」にはあまりツッコまず真顔で静観するか一人でくふくふ笑っている様子がよく見られ、直接話しかけられたり自分が話題の中心になっているときはオラオラツッコむ渋谷さんでした。HGTBでは自分が話題の中心でなくてもツッコミで積極的に会話に参加する場面がみられます。「たこ焼き屋みたいな名前しやがって(くくる)」「パチンコ負けたペンギンやん」などキラーワードで落とせる実力で関ジャニ∞のお笑いを支えている点は変わらず。
【ボケ】何もしてないのにツッコまれるといった状況は少なく、シュールなボケを放ってしっかりとツッコまれる構図が多くみられた渋谷さん。今回の調査でもその一面を残しつつも、一筆で伝えたるでおかしな方向に進んでいく絵を見て「戻してほしい!」と無邪気に言って大倉さんにツッコまれる様子が見られました。以前は主にヨコヒナにツッコまれていましたがこの3年のうちに大倉さんと仲良くなったのか、大倉さんのツッコミスキルが上がったのか不明ですが、渋谷さんのボケは大倉さんにも拾われるようになりました。


お客さんと関ジャニをツッコミでつなぐ

村上さん

 ツッコミのスタンスは相変わらず。ツッコミ回数ではランクを落としましたが質はきっちり一級品です。ボケの内容で少し変化があったので下に記します。
【ツッコミ】どつきつつ「○○やろ」と場が散らからないようにツッコんでいることは変わらず。以前よりも「ちゃんとしろ」「しっかりやれ」と言うことは少なくなりました。そして前よりも「ツッコんでこの場を盛り上げないと!」という力んだ姿勢がゆるやかになり、笑いながらツッコむことが増えました。どこか楽しそうにも見えます。
【ボケ】以前は自分からチョケることが多かった村上さんですが、今回の映像ではチョケてツッコまれる場面は見られず(チョケても真面目にツッコまれず)、天然や言い間違いがすばくらにつかまっていました。絵描きうたのお兄さんの村上さんがMCの顔で「スペシャルメドレーです」と天然が炸裂したところで渋谷さんに「何匹も出てくんの?」とツッコまれたところが好きです。(感想)

実は量より質重視

丸山さん

 ここぞというタイミングを見計らってボケる丸山さん。前回の記事では隙さえあれば、という感じでしたが、今回の映像の中では割と出るところを見計らっているように見受けられます。振られたときの反応は100%ですが、量より質を重視しつつある丸山さんが見られました。
【ツッコミ】一時間半あってまともなツッコミが2回しかないという。スピード遅めで、声小さめなのは相変わらず。横山さん、大倉さんには強めにツッコみますが、前回よりもさらにボケに集中しているようです。
【ボケ】話のテンポや語感を重視し、特に意味のない言葉の選び方が秀逸。自分からボケる回数が渋谷さんに並んで多い。答えを一つに合わせるコーナーのお題「女の子のきゅんとくるしぐさは?」では「ブラ汁をふいてる時」と回答し、メンバーから総ツッコミを受けていました。(全員のツッコミタイプが分かりやすく出ている場面でしたので下にも記しました。)


ピュアなツッコミ、口調は尼

安田さん

 ワードの強さと声の大きさで目立たせる関ジャニスタイルの中では周りにかき消されてしまうこともあった安田さん。HGTBは口調が少し強めになった(~やわ、~してや)のと、ボケはじめの誰もいけないときやシンと静かになったときにツッコむので「あ、安田くんがツッコんでる!」と思える場面もよく見られました。
【ツッコミ】2012年は「なんでなん?」「なにしてんの?」とボケに対して純粋な疑問を投げかけるタイプのツッコミをしていた安田さん。問いかけ続け、答えが見つかったのか、2015年の安田さんはシンプルにボケへの純粋なリアクションをするようなツッコミをしています。「絵下手やって」「生きてて聞いたことない」などピュアなツッコミに癒されます。(ここまで純粋って何回言った?)
【ボケ】真剣な天然といった印象だった安田さん。以前は予想外の角度から飛んでくる発言に思わずツッコんでしまうような状況を作りがちでした。2015年の安田さんは言語レベルがますます高まり、「寺のならす鈴」「一賞の上のとこ」と独特なセンスでツッコミを動員させます。そうしたハイセンス系ボケだけでありません。パンの種類を考えるクイズで「暖かい国にいきたいな~」(模範ツッコミ:それサイパンや!)とぶっこみ、全体の流れを変えるポイントを作れるのも安田さんの魅力としてうつりました。


いつでも全力!

錦戸さん

 ボケ、ツッコミともに他メンバーに比べたら少なめだった錦戸さん。今回も変わらず控えめな印象ですが、彼は彼なりに努力を重ねていることが分かります。ボケもツッコミも少し口調が強すぎるところがあるので、笑ってもらおうとして言っているかが伝わりづらいところがあります。
【ツッコミ】タイプとしては訂正・指摘でのツッコミが得意で、ボケを面白く引き立てるツッコミはあまりしないところは変わらず。間違った発言への反応は敏感ですが、村上さんや安田さんの天然に対して特に何も言わずに笑っている(もしくは気まずそうな顔をしている)ことが多いところも変わりません。2012年のデータと大きく変わっているのは横山さんへの噛みつきが減り、代わりに丸山さんにキャンキャン吠えていることが多いところです。
【ボケ】2012年に比べて、丸山さんや渋谷さんのように分かりやすく笑ってもらえるようなチョケ方はしなくなりました。一生懸命やっているところをツッコんでもらうのが錦戸さんの基本パターンで、大倉さんによく拾われます。

ついにツッコミエース!

大倉さん

 2012年はすばやく声を出してきっちりツッコんでいた大倉さん。今回の調査ではさらにパワーアップ!成長No.1のバラエティ力を磨いているという印象です。
【ツッコミ】この3年間で一番大きく伸びたのは大倉さんのツッコミ力です。大倉さんのツッコミ回数が増えたことが関ジャニ∞のバラエティを大きく前進させたと言っても過言ではないでしょう。誰よりも早く反応し、こぼれ球をしっかり打ち返し、「面白い」を放っておかない大倉さん。自分がうまくボケることよりも、誰かから発信された面白そうなワードに興味があり、訂正したりなんでと聞いてみたりして活かそうとしています。ツッコむときのワードはいたってシンプルです。
【ボケ】今言ってみたらおもしろそ~♪ぐらいのノリで地味にボケを投げかけてみるスタイルは変わらず。やっぱりちょっとシュールめ。投げたボケに対して拾ってもらえる回数が少ないので宙に浮いてお客さんの心にじわじわ響かせます。

3.実際に起きた関ジャニお笑い(ツッコミ/ボケ)の事例

 映像を見ていて「これは分かりやすい」と思った、関ジャニがお笑いをしている場面を2つ抜粋しました。
 まずはツッコミから。福井「答えを一つにあわせたる」のコーナーから、丸山さんが「ブラ汁をふいてる時」と回答したあとのメンバーの反応です。

横山「お前国みたいに言うな」
安田「初めて聞いたわ」
渋谷「ブラ汁!」
安田「生きてて聞いたことないわ」
錦戸「ブラジャーから汁出てるわけちゃうやろだって」
村上「汗やろ?汗でええやろ」
大倉「お前汗って書けよ」
渋谷「地球の向こう側やないか!」

 そのあと丸山さんが八木さんのモノマネしようとして大倉さんに引き戻されるところまでがセットなんですけどそこはまぁ置いといて。このやり取りについて私は次のように捉えました。

横山さん→ブラ汁をブラジルとかけていることをまず説明(『~するな』)
安田さん→素直なリアクション
錦戸さん→発言内容の間違っている箇所の訂正(『ちゃうやろ』)
村上さん→元の位置に正す(説明も兼ねる)(『~しろ』)
大倉さん→発言内容の修正案(『~しろ』)
渋谷さん→ボケの意図を汲んだツッコミ(『~やないか』)


 2012年の横山さんへの総ツッコミ例と比較しても、それぞれのツッコミスタンスは3年前とほぼ変わらないし、一人一回発言する(しかも全員一回はツッコむ)と同時にそれぞれが各位置で最善のツッコミができるところが特徴です。横山さん渋谷さんがボケの意図を面白くイジり、安田さんが素直に「なんだそれ」と言えるリアクションをしてくれる、錦戸さん村上さん大倉さんはお客さんに分かりやすく伝わるよう説明を兼ねたツッコミ、この3方向からのツッコミにより、このボケの面白さがお客さんに伝わりふふっと笑える仕上がりに持っていくことができます。

 続いて、関ジャニが全員でお笑いの流れを作っていく「大喜利」が自然発生した場面を見ます。抜粋したシーンは、同じく福井「答えを一つにあわせたる」のコーナーから、「ガブリと噛みついたパン。その中には何が入っていた?」のお題が出たときの様子(約1分間のやりとりの書き起こし)です。太字は意図的にボケたと考えられる発言、矢印はボケをツッコんだ人の流れです。

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 パンがつく言葉で大喜利をする関ジャニです。横山さんが「海パン」とぶっこんだことから始まり、丸山さんが乗っかって村上さんは「中身入ってへんやろ!」とツッコむ。ここで安田さんが「暖かい国に行きたいなぁ」と呟いて渋谷さんにツッコませて、横山さんも乗っかる、というのが大まかな流れです。
 まずポイントとして挙げられるのは、全員が入れ代わり立ち代わりボケとツッコミを重ねているところ、一つのボケにつき二人以上がツッコんでいるところです。しかもこれ面白いトークをする場面というわけではなく、お題が発表されて答えを考えながらこの流れを作っているシーン。誰かがボケている間、ツッコみながら答えを書いて「黙る時間」をゼロにしています。そのため1分の中にこんなに情報量が詰まっています(笑)その中でぶち込まれたのが安田さんの「暖かい国に行きたいな~」というボケ。誰にもツッコまれなかったらどうするつもりだったんでしょう?誰かが気付いてツッコんでくれると思っていたからボケたんじゃないでしょうか。さらには渋谷さんが何秒も経たないうちに真顔で安田さんの求めたツッコミをストライク。そして横山さんが乗っかってこれまた渋谷さんがうまく間を利用してツッコんでみんなが「すごーい!」と褒めるなか「いきましょか」と進行していきます。丸山さんはペンのインクが残り少なかったのか、書くのに一生懸命(真面目で可愛い)であまり参加できなかったのですが、6人はこの自然発生した大喜利を楽しんでおり、やはり「面白い=すごい」が土台にある関西人なのは相変わらず。渋谷さんの頭の回転の速さと、全員の間の取り方がばちっとハマったシーンでした。大好きです。


4.まとめ

 前回の調査で分かったことは、関ジャニトークの大きなテーマは「誰もスベらせない」なのではないかということでした。全員が自分の役割を自覚し、喋るべきところできちんと出ることでお笑いの流れを作っていました。そして今回の調査では、そうしたスベらせないことはもちろん根底にある中で、前回…3年前の映像よりも少し力の抜けた関ジャニ∞を観察することができました。スベったらスベったで面白い、でもそこまで頑張りすぎない。それでも、「ここだけは面白くなりそうだから乗ってみよう」と思ったときの団結力が強いなと感じました。
 また、大倉さんの個人解説の項目でも述べましたが、この3年間で大きく成長したのは大倉さんのツッコミ力です。特に錦戸さんや渋谷さんに対してツッコむ回数が増えたことが大きな変化としてみられました。考えられる原因としては大倉さんの対メンバー観が変わった、コミュニケーションをとる回数が増えた、もしくは大倉さんの仕事に対する姿勢に変化があったのかもしれません。ボケとツッコミのタイプが固まってきた中で大倉さんのツッコミスキルが上がったことは関ジャニ∞にとっての大きな進歩であり、トークやバラエティの面でプラスの変化をもたらしました。それと、渋谷さんの発言回数が増えたこと、安田さんのボケがうまくいかされるようになったこと、その他全員が少しずつ努力を重ねることで関ジャニのお笑いを進化させています。
 この頃からクロニクルが始まり、メンバーそれぞれのお笑いスキルが磨かれていきます。ただでさえ面白いのにもっともっと面白くなっていきます。固定化されたパターンの良いところは残しつつ、色々な企画に挑戦していく中でお笑い立ち位置が逆転したり意外なことにトライするのでさまざまな表情が見られるようになっていくのです。
 関ジャニ∞のお笑いは、日ごろの密なコミュニケーションとお互いへの絶対的な信頼によって成り立っているのかもしれません。そういう、しっかりした土台の上でいかに楽しく遊べるかに一生懸命になる7人が大好きでした。6人になって、そして5人になって、メンバー間のコミュニケーションは大きく変化しています。こうして過去の映像を見て数えたりしているからこそ、「あっ、ここが変わったな」と気付くことも多いです。言わないけど。誰かの代わりになれるように立ち振る舞ったり、そこはあいつ以外できないとばかりにぽっかり空いてしまったり、そういう変化を記録していけば見えてくるものがあるかもしれません。でも、私は7人の最強布陣を観察するのが大好きでした。数字にしてみても変わらないものを知れることが何よりの喜びでした。なので、2019年の関ジャニをちゃんと数えるのはもう少し経ってからにしようと思っています。「それでも続けた2019年」を心から楽しんで見られるようになるまで、もう少し時間が必要です。

 と、こんな記事にらしくもない私情を挟んでしまいました。関ジャニ∞の皆さん、15周年おめでとうございます。15周年の記念に、大好きな関ジャニのお笑いについて記録しました。これからも笑い合っている日が一日でも多くなりますように!応援しています。




☆おまけ☆
今回はコンビ間の関係性を検証する目的ではなかったので誰が誰に、というところは省略していましたが、せっかく計測してグラフを作ったので一応貼っておきます。私がよく見るポイントは各項目の無い色を探して誰が誰に「ツッコめていないか」。考え始めたら一夜明けますよ。
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*1:「8EST(初回限定盤A)」DVD盤特典映像 ∞祭~ボクらも8っちゃい、8っちゃけまつり~ 『ガチンコ祭り!センターは俺だ!!』全公演ダイジェスト(2012年10月17日リリース、IMPERIAL RECORDS)

*2:関ジャニ∞リサイタル お前のハートをつかんだる‼(DVD盤)」特典映像 『各会場HGTBダイジェスト』(2016年1月27日リリース、INFINITY RECORDS)

*3:ツッコミ(つっこみ)とは何? Weblio辞書

*4:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/203565/meaning/m0u/

未来は明るくもなく暗くもなくどちらでもないから

 2年前の私に、未来の私は大倉くんが「次こんなことがあるなら終わりでもいいと思ってます」って言ってるって聞いて少し安心してると伝えたらまず信じないと思います。それぐらい、この2年間でいろいろありました。

 正直なことを書くと、渋谷さんのときは理由を聞けばぼんやりとしたビジョンで、メンバーが言うところによると腑に落ちないとか背中を押すか迷ったとか、そういう中での脱退だったので全然納得いきませんでした。ソロデビューの発表があっても、「関ジャニ∞では見られない夢なのか?」の答えとして適切なものが見つからずにずっと考えていて、最終的には「グループに居ながらやってみたけどできないからこうした」のだと無理やり自分の中で答えをこじつけました。ただ、あれだけ愛していたグループを離れて一人で歌手として芸能活動を続ける渋谷さんを見て、こんな風にグループを抜けるってあるんだな、ないと思い込んでたなと思いました。過信しないようにしてたけどやっぱり私は理想にとらわれていて、脱退後も活動を続ける渋谷さんを見て、関ジャニ∞が続いていくことだけが理想じゃないんだなと思いました。変わらないものが続いていくのだと、そういう夢を見ていたけれど、多分そういうところが好きだったんだけど、変わっていく彼らを見て、夢から覚めたみたいに、理想や期待を押し付けるのはやめようと思いました。
 それが私にとっては初めてのことで、納得しようと思ったりグループを続ける彼らを見続けたいと思ったり、色んな感情の間で揺れながら2018年を過ごしていたように思います。亮くんと横山さんのレンジャー日記はこの1年、頑張んなきゃ、続けなきゃと義務を背負っているように決意を書くことが多くなりました。どこからどうみてもつらそうだけど、心のどこかで少年漫画のように頑張って乗り越えてハッピーエンドにしてくれるように思い込んでいる部分がありました。でも、大倉くんが手紙で書いてくれていたように、心が擦り切れていた状態だったのだと知ると、相当なプレッシャーを背負って疲れ切っていたのだと思います。そうして今後について考える時間が与えられて出した結論だとすると、一番いい答えを私は知ることができたのかなと思っています。推してる人からしたらそんなわけないだろって思うかもしれないけど、私は渋谷さんも亮くんも、世間から非難されるような理由での旅立ちではないから、グループを好きでいられます。
 ファンクラブ動画で亮くんについて触れられなかったとき、そして今後のレギュラー番組ではもうさよならできる機会がないと知ったとき、私は少しだけ怖いと思いました。二日前まで当たり前にグループにいた、というか最前線で引っ張っていたメンバーをいないようにしてしまうのかと怖くなりました。しかし、発表の次の日にまるちゃんが「りょうちゃん」と書いてくれたこと、サタプラでも名前を出して話してくれたこと、大倉くんがラジオで「内、すばるくん、亮ちゃん」と呼んでくれたことで、安心しました。自分たちの心の整理もつかない中で、ファンの反応を見てできる限りフォローしてもらえることが本当にありがたいと思いました。
 「一生あなたたちのアイドルです」「6人の関ジャニ∞も突っ走っていくんで」が時間の経過と環境の変化によってそうじゃなくなってしまったことで、一瞬、ほんの一瞬だけ、何を信じればいいのか分からなくなりました。冷静になれば、そんな漫画みたいにうまくいくわけないのにって思うけど、結構本気でその言葉を信じていたように思います。信じていたというか、そう言ってたときは嘘のつもりで言うわけないから、と、今も過信してるんですかね。でも、そうじゃなくなった。当たり前に続いていく永遠はありませんでした。変わっていってしまうものの中で私は関ジャニ∞の何を愛しているんだろうと考えました。

でも一歩ずつゆっくりでいいから、歩き出さなきゃいけないと、僕たちは歩き出そうとしています。でもみんなはまだ、立ち止まっててもいいかなと。後ろを振り返っても全然大丈夫です。時間が経って前を向いたときに、ちゃんと僕たちが立っていられるように、笑顔で迎えられるように準備をします。

私は関ジャニ∞が笑って立っててくれるから前を向けると思っています。笑って立っていることが当たり前じゃないと知ったから、どれだけ大変なことか知っているから、だからこそ「次こういうことがあるときは僕はもう終わりにしてもいいと思っています」の言葉ですごく安心しました。本当に終わってしまったら寂しいのは分かってるけど、頑張って走ろうとして、やってみなくちゃって走り続けている彼らを見ていれば、苦しんで壊れてしまう姿だけは見たくないと今の私は思っています。渋谷さんがグループじゃなくて一人でやっていきたいという夢を持ったとき、活休でいいじゃないと思っていました。でも、内くんのときに再起に走りまくったメンバーを間近で見てるからこそ、自分がいない場所を埋めるように、帰ってくる場所を残すように命を削らせることをしたくなかったのかな、と思いました。内くんのときを知らないから私には何も言う資格はありませんが、渋谷さんがいなくなって亮くんがそうやって頑張ったところを見ると、だからお休みじゃなくて辞めるっていう決断なんだと解釈しました。亮くんの決断があって初めて、渋谷さんが抜けたことも飲み込めるようになりました。シャッフルで流れてきても聞けなくなっていたロマネとLIFEもいまは聞けます。

そしてeighterのみんなには、本当に感謝しています。あなたたちがいたからこの半年間ずっと笑顔でいられました。みんなも日々、辛いこと悲しいことたくさんあるよね。でもだからこそ、ライブで笑顔で会えるあの瞬間がすごい幸せだよね。あしたからお互いがんばって、ライブで会えるときは泣いててもいいから、笑顔で会えるといいなと思ってます。お互い元気もらって、支え合ってここまで来られたと自分では思っているんで、これからもこんな大変な俺たちだけどよろしくお願いします。

 ラジオの電波を通してこうやって言葉を届けてくれることは、きっと、ものすごく幸せなことなんだろうなと思います。うらやましいだろ、って惚気たくなるぐらい、まっすぐな愛が届きました。「あなたたちがいたから」というのはお互いさまで、その愛でこれまでどれだけ救われたか、言葉にできないぐらいです。本当にありがとうございます。
 やすくんの言葉を借りると未来は明るくも暗くもないから、どうやって戦うのか、そこを見ていたいなと思っています。明るくも暗くもなりうる中で、できる限りのハッピーエンドに向かっていくところが見たいです。今までもありのままをさらけ出して(と思っているけど、メイキングを見たら私が知っているのは一部でしかないと気づく。)、テレビの向こうで楽しそうにしている姿を見て美しいと思っていました。誰がどんな風に感じとっていても関係なく、私はそうして笑っている姿がきらきらと輝いて見えます。そういうところに価値を見出しているから好きが終わらないんだと思います。アイドルでいると決めた5人を、変わっていく関ジャニ∞をこれからもそばで見つめさせてください。

引用
ニッポン放送オールナイトニッポンサタデーナイトスペシャル 大倉くんと高橋くん」2019年9月7日放送

∞ o'clockの歌詞を3作品分メンバーごとに並べてみると何が見えてきますか

ここ2ヶ月ぐらい、このブログで一本の記事がダントツでアクセス数を伸ばし続けています。

そう、∞ o'clock。

十五祭、きましたね。 やっときましたね。
なんと!今年のコンサートで私が愛してやまない∞ o'clockの2019年版を歌ったとのこと!

以前書いた記事は読み返すとまぁ本当に恥ずかしいぐらいめちゃくちゃな文章だったのでリンク貼るのもためらわれますが。
そいであの記事を改良+今年の分を追加して読みやすくメンバーごとにまとめてみようということで。

現場に足を運んでいないクソ在宅ポンコツオタクなのでレポ頼りで情報収集。そこで耳コピで書き出して詳細な歌詞を書かれているちぃ様のレポを見つけました。
リプライにてお声かけをして記事への掲載の許可をいただきました。
(見知らぬアカウントからの突然のお願いに快く許可を出してくださりありがとうございました。)

そして復習になりますが「∞ o'clock」は2005年の「サマースペシャル2005前夜祭」のオープニングで披露された曲。(ライブ映像は同年11月に発売された「Spirits!!*1に収録されています。)
その3年後、「無責任ヒーロー*2カップリング曲「∞ o'clock 08」が世に出て、2019年十五祭にて「∞ o'clock 19」(←勝手に命名)が誕生しました。


なお、この記事では∞ o'clockを「無印」、∞ o'clock 08を「08」、∞ o'clock 19を19と表記します、

無印版と08はメンバーによる作詞であることが明らかにされていましたが、19に関してはメンバー作詞であるかは今のところ不明です。が、歌詞の雰囲気見た感じ無印と08の作詞の癖が残っていたりするのでメンバー作詞じゃないかな~と思っています。そうだといいなという…希望です。


歌唱順についてですが、
前回記事の後半に内くんがいたらこんな感じだったんじゃないかと推測で書いた

は置いといて、三作品を並べて見てみると

(倉)

こんな感じ。
こう見るとヨコヒナがずっと並んで紹介されてるんですね。基本は紹介された人が次の人を紹介する、という順番で歌っているようです。


今回も前回の記事同様、無印の紹介順でいきます。






【安田さん】

「∞ o'clock」(渋谷さん)
大阪の天王寺動物園
ギターを弾く珍しいチンパンジーと 出会った〜

「∞ o'clock 08」(錦戸さん)
脳味噌の中はお花畑
気が付きゃ付いてたあだ名はゲイ
短い指で押さえるFで
会場沸かすぜ!皆騒げ!!
こいつと一緒にYeah!×2
本当は嘘です!ゲイ!×2
誰より優しく、誰より頼れる
∞の最短BOY 章ちゃん

「∞ o'clock 19」(錦戸さん)
超えた峠の数だけ
強く逞しく生きる君が誇らしく
増えた傷を晒す姿
どんなブランドのロゴも敵うわきゃないよ
色付きのレンズ越しに見える景色が
これ以上曇ってかないよう
君というヒカリで照らして連れてって
まだ見ぬ世界へ 章ちゃん

08ではノリ重視の愛のある身体的特徴イジりも交えながらの歌詞になっていましたが、19では「俺から見た章ちゃんのかっこいい生き様」を錦戸さんのセンスによって詩的に表現されたラブレターのようにも見えます。08でも19でも錦戸さんにとって安田さんは頼れる人、誇らしい人なのだと、そういう言葉をストレートに表現できる二人の関係、マジ熱いです。



【丸山さん】

「∞ o'clock」(安田さん)
丸ちゃんでございますー! 皆さん みなさん みなさん!
愛してください!
奇妙な言葉を繰り出す 最高だぜ
元気がいい言葉は「パァーン!!」

「∞ o'clock 08」(横山さん)
ハーイハハイハイ ハイハイハイ
ハハイのハイの ハイ ハイ ハイ
こいつがウチの元気印
まるまるまるまるまるちゃんです
奇声を発すりゃいきなりコパーン
テンション上げればいきなりパーン
女性が大好き ポテチが大好き
甘いの食べたら アマース!!

「∞ o'clock 19」(横山さん)
ハーイハハイハイ ハイ ハイ ハイ
ハハイのハイの ハイ ハイ ハイ
こいつがウチの元気印
まるまるまるまる丸ちゃんです
ベースのスラップ 弾けるエロさ
トークのストップ 挫けぬハート
土曜の朝はスーツでプラス
魔法の言葉は「パーン!」

ハーイハハイハイ ハイ ハイ ハイの節は無印の渋谷さんでも使われている、14年モノです。08では奇天烈な部分がフィーチャーされてましたが19ではここまで積み上げた経験とそれによって磨かれた技術が丸山さんの特徴として並べられています。アマース!からパーン!に原点回帰。



【村上さん】

「∞ o'clock」(丸山さん)
大きな声で さぁやって参りました
村上信五 颯爽と登場
まずはサッカーボールを10時間
そして筋トレ毎日空いた時間
ごっつい手から繰り出すツッコミ
僕はいっつも たんこぶだらけ
いつでもどこでも 派手なツッコミ
「ホンマに勘弁してくださいよー」

「∞ o'clock 08」(安田さん)
ジャニーズギリギリ ツッコミアイドル
いつでもどこでも右手はパー
グラビア見つけりゃ気にせずツッコム
大物見つけりゃびびらずツッコム
それでも時々右手はグー
まるちゃん見つけて本気でパンチ
ツッコミ命 右手が命
八重歯が命 村上信五

「∞ o'clock 19」(安田さん)
降臨なさった村神様
笑いの神と27hour
M children 夜な夜な
卑猥な響き たまに淫ら
酒浴びたらFACE斑ら
内柔外剛 ライトフライ級
いやいやフライ級 神はTRY中

だけど (だけど) どつきたいわけじゃないねん (ツッコミ)
それが 僕の仕事なの~

無印と08で上記の通り歌っていた部分が下記の歌詞に変更。

お金 日本円だけじゃないねん
(米ドル) ユーロ ポンド 暗号資産

ここまでの「ツッコミ」のイメージを封印して、全体的に村上さんの好きなものやお仕事について書き並べています。「淫ら」「浴びたら」「斑ら」など韻を踏んでいるのもラップが好きな安田さんならではの作詞。後半のお金の単位の歌詞はタコマイでの紹介時もお金キャラ(?)でしたが単なる守銭奴ではなく経済のラジオ番組もやっている村上さんにちなんで書かれたものではないかなと私は思っています。安田さんが書いたのかな、どうでしょう。村上さん自身が書いたかもしれませんね。



【横山さん】

「∞ o'clock」(村上さん)
事務所に入って9年目 24歳 忘れん坊
ロケバス乗ったら 携帯あらへん
仕事の帰りは 財布があらへん
自由と書いて 横山裕 コイツが∞のフリーマン
心はずっと 永遠の子供 コイツが∞の ピーターパン!

「∞ o'clock 08」(村上さん)
羨ましいほど天使の美白
メンバー想いのWonder Boy
旅行が大好き おまけにグルメ
「あの〜 最近ハマってるのはベガスと、つけ麺?」
優しい 楽しい 珍しい
ヨコチョ 横山 裕ちゃんでーす!

「∞ o'clock 19」(村上さん)
この度北斎やっとりましたです
大人になったユウちゃんです
ささみとキャベツで身体を絞って
「何これ!?うま!!」
昼の木曜おなじみコメント
コイツがみんなのヨコナンデス!

無印から一貫して村上さんが横山さんを紹介しています。無印では意外な一面、08では見た目と中身と最近好きなものを紹介してきた村上さん、ここにきて「みんな知ってるヨコ」テレビのイメージをストレートに表現するシンプル歌詞で来ました。一番言いたいことは「コイツがみんなのヨコナンデス!」なんだろうかなとぼんやり思いました。



【大倉さん】

「∞ o'clock」(ドラムソロ)

「∞ o'clock 08」(渋谷さん)
まずはこいつだ∞のドラマー
最近じゃTVで連ドラマー
コイツのリズムに乗れば誰もがアッパーラッパーだ
俺らの鼓動を叩く最強ドラマー oi たっちょん!

「∞ o'clock 19」(丸山さん)
おまっとさんした みんなのたっちょん
低音ボイスの長身イケメン
少し胃腸は弱くはあるが
めげずに呑み食い容赦なし。
踊りはしなやか ドラムは豪快
貴様の笑顔にゃ惚れるぜ参った!
みんなのハート、もってけ!泥棒!
関ジャニ∞の若頭ー!

大倉さんのかっこいいところ、かわいいところ、好きなとこ全部詰め込んじゃえ!的な丸山さんのラップ。ドラムソロだった無印から19でもドラムについて触れられている部分があります。読点が入ってるのも丸山さんっぽいなぁと思ったり。08では錦戸さんが若頭でしたが19では大倉さんに代わりました。08時点のカシラは誰だったのか、そう考え始めると寂しくなってしまうのでやめておきます。そこまで深く考えて若頭って書いてないかもしれないしね。



【錦戸さん】

「∞ o'clock」(大倉さん)
誰もが認めるsexy boy
でも 家に帰れば甘えん坊
好きになると とことんハマって
今ではギターが恋人 baby
恥ずかしがり屋のはにかみスマイル
女心に バーン! バーン! バン!
黒髪なびかせ 毒舌悶絶 ∞の若頭 亮ちゃーん

「∞ o'clock 08」(大倉さん)
Ryo×3 NSKD こいつの名前が錦戸亮
誰かれ構わず ニラミきかせる
Sexyたれ目に泣きぼくろ
髪は黒 魅惑のah ギタープレイに皆メロメロ
仲間想いで涙もろい こいつが俺らのラストフレンズ

「∞ o'clock 19」(大倉さん)
Hey yo yo まずはこいつだ
誰もが認めるイケメンフェイス
浴びるぜみんなの黄色い歓声
ハスキーボイスで揺らせよ会場
圧倒的な演技で卒倒
相当磨かれたセンスが
届ける最高of最高の作品だ
My man he's 錦戸亮

村上さん→横山さんと同じく、三作とも大倉さんが錦戸さんを紹介しています。
無印の歌詞、他のメンバーは今日までに多少なりとも変化してきていることが多いのですが、錦戸さんの無印の歌詞はこれを十五祭で歌ったとしても違和感がないような気がします。ブレない錦戸さん。「亮ちゃんの可愛らしい一面」をおさえて「マジかっけぇマジ最高卍」な大倉さんの作詞でした。一発目にぴったり。


08までは見た目や中身、意外な一面を紹介する歌詞が多かったように感じましたが、19では今までやってきた仕事の成果というか、頑張ってきていまここにいるよ!こんなことしてるよ!と現在地を残しておくような歌詞が多い印象です。他己紹介というよりその人の魅力いっぱい詰めてみました!的な。08までのイチゲンさんへの名刺代わりになるような歌詞だったものから、今回は今まで見てきた人にはよくわかるある意味ではラブレターのような歌詞になったのかなと私は感じました。韻を踏んだり踏まなかったり、フルネームだったりあだ名だったり、こういうときに個性が出るのが面白いです。

ずっと望んでいた∞ o'clockの最新版。えげつないで紹介しあったからもうしばらくやらないのか、いや村上さんはまだ紹介されてないし…とぐるぐる回るループに迷い込んでいたら15周年という記念の年にやってくれるなんて…!しかも来月出るDVDで見られるのが楽しみです!!

それではまた11年後、∞ o'clock 30でお会いしましょう!さようなら!

*1:「Spirits‼︎」(2005年11月23日リリース、IMPERIAL RECORDS) 

*2:無責任ヒーロー」初回限定盤A(2008年10月29日リリース、IMPERIAL RECORDS))

ボケてツッコんで!関ジャニメンバーのお笑い的役割を考える(1)

メンバー全員が関西人で構成されている関ジャニ∞。誰かがボケたらそれに乗っかり、誰かが乗っかったらそれにツッコみ、そんな関ジャニさんの映像を見ていて関ジャニメンバーのお笑い的役割を知りたくなりました。そこで、今回は∞祭のセンターは俺だ*1をもとに、恒例のカウントによってメンバーそれぞれのツッコミ/ツッコまれ傾向を考えてみることにしました。


目次

1.ことばの定義

調査をするにあたって、「ツッコミ」「ボケ」の基準を整理しました。

まず「ツッコミ」から。

漫才などでボケに対して指摘や合いの手を挟むこと。 または、その役割の人、その行為の内容。その行為の内容。笑いどころが何処であるか明確にしつつ話を進行する役割を持つ。(Weblio辞書より*2

以上の辞書の内容を参考に、「メンバーの発言または行為、状態に対して指摘をすることで会場から笑いが起きている」ことをツッコミの基準として定めました。

下線を引いた「笑いが起きている」ということが重要です。結果を表示する前に言ってしまうのはあれですが、例えば「ルールに厳しい錦戸さん」が、チョケて「ルール違反をする横山さんに対して指摘する」ことはツッコミではなくただの指摘であると判断し、ノーカウントとしました。ここの判断が笑いがあるかどうかと面白いかどうか、最終的に私の方で判断したものになるので明確な数字ではないかもしれません。そのあたりご了承いただいた上でこのあと読み進めていただけると幸いです。


次に「ボケ」の判断基準。

漫才で、つっこみに対して、とぼけた役を演じる者。ぼけ役。(goo辞書*3

この通り。
しかし、関ジャニさんの場合「ツッコミが入ることによって」なんでもない発言・行動だったものがボケになるという特徴が見られました。意識的でも無意識でも面白いと思ったことには一球一球拾ってツッコんでいく関ジャニさんなので、今回はボケた回数を数えたというよりはツッコまれた回数を数えたという表現の方が近いかもしれません。

以上の定義を参考に、会場の雰囲気や発言内容の意図を汲みつつカウントしていきました。

2.ツッコミ/ボケ回数計測結果

心の準備はいいですか?それではこちら結果です!ドン!



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この結果と発言内容をもとに各メンバーのツッコミ/ボケの傾向を考察しました。(※なお、発言内容の記録については権利の関係上公開できません。)



「何言うとんねん」の使い手

横山さん

横山さんはツッコミが57回、ツッコまれたのが32回と、ツッコミツッコまれの回数が総合的に高く、バランスが良いのが特徴です。この企画では進行役であることが多かったからか、人の名前を呼んだり自分から話を振ることが多くなっているので、自然とツッコミツッコまれの回数が多くなっていった印象です。
【ツッコミ】丸山さん、渋谷さんの正統派ボケには「何しとんねん」「何言うとんねん」とツッコんだり、各メンバーがおかしなことになっているポイントを見つけては「○○するな」と状態そのものへのツッコミを多く入れていました。声を張ってツッコむことが多く、まぶたを強く閉じて叫ぶようにツッコむことで場内に響かせています。他のメンバーが拾わないボケも律儀に拾っていくタイプのようです。ちなみに安田さんの天然へのツッコミでは「やすどういうこと?」とふんわり問いかける横山さんがよく見られました。(なお村上さんの天然に対しては『天然やめろや!』と強めにいく模様。)
【ボケ】横山さんは自分からボケにいくことは少なく、話しているだけなのに「それはちゃうやろ」と総ツッコミを受けることが多い印象です。それ以外のボケの種類としては「日本人上手ですね」「要チョックでございますからね」等の地味にじわじわくる言い間違いがありました。


お笑いセンス抜群

渋谷さん

渋谷さんはツッコミツッコまれの回数自体は多くもなく少なくもなく、ツッコまれた回数がやや多いという結果になりました。ツッコまれた回数が多い丸山さん、横山さんに比べ渋谷さんは「量より質」といったタイプのボケを放つことが多く、ツッコミにもその傾向がみられました。ワードが強いのでテレビ的に言うところの「編集点」となるような発言を放り込むことでその場を集約させます。
【ツッコミ】tornの二人にはツッコむことはせず、主に横山さんに強めにツッコむことが多いようです。「誰がどう見ても変な状況・言動」にはあまりツッコまず真顔で静観するか一人でくふくふ笑っている様子がよく見られます。ツッコむとしてもそのトークの中のポイントを拾って特徴的なフレーズでツッコむことが多いです。(例:横山さんの日本語上手ですね→日本人上手ですねの言い間違いを『お前が外タレやないか!』とツッコんだり…。)
直接話しかけられたり自分が話題の中心になっているときは「そんなんちゃうわ!」「そんなわけあるかアホ」とオラオラツッコみます。
【ボケ】クジで7番を引いてしまうミラクルを繰り返し、毎回「俺どうしよっかな~」と真顔でボケを重ねる渋谷さん。ボケのタイプとしては、何もしてないのにツッコまれるといった状況はかなり少なく、シュールなボケを放って(主にヨコヒナに)しっかりとツッコまれる構図が多くみられます。ツッコミではワードが強い渋谷さんですがボケにおいては何も言わずにふざけることで笑いを起こすことができ、全体的に落ち着いている状況でぽーんと小さな波を立てるようなボケを放ちます。笑うと思ってなかったところで笑わせる言葉の放ち方が天才的。


お客さんへの分かりやすさ重視

村上さん

村上さんはツッコミのイメージが強かったのですが、結果は横山さんに次いで回数が多くなりました。ボケた回数は下から二番目ですが、ぽやんとして天然が出てしまったパターンが多くみられました。
【ツッコミ】意識的なボケに対しては「ちゃんとやれ」「しっかりしろ」「アホか」とシバきつつも場が散らからないようにツッコんでいます。誰かの言い間違いや変わった行動への「それはこうやろ!」という訂正タイプのツッコミは少なく、「お前が今言ってるのはこういうことやぞ!」とボケの意図を説明するようなツッコミをすることが多いようです。また、村上さんは関ジャニ∞で唯一シバキだけで会話を終了させることができる能力を持っています。
【ボケ】自らボケにいったのはじゃんけん前の宣誓に多くみられ、村上さんがチョケると横山さんがツッコむという構図になっています。チョケて0から1を生み出すこともありますが、誰かの悪ふざけに真顔で乗っかって「何もおかしいことはないですけど?」(もはやツッコまれ待ちではない)という顔をしている場面も見られ、生粋のお笑い好きであると考えられます。村上さんが何もないとこでコケたりする天然(本人の言うところによるとミス)へのツッコミは横山さんと渋谷さんが厳しく、渋谷さんに関しては「お前みたいなもんに一生ツッコまれたないわ」「お前がちゃんとしとかな、常識人が必要だろうが一人は」と強めのツッコミが飛んで来る様子が見られます。


大事なのはノリとテンポ!

丸山さん

ツッコミ回数は下から2番目、ツッコまれた回数は第一位な圧倒的ボケ!隙さえあればボケる。一言でボケたり、喋ってたらおかしな方向にいったり、一発ギャグをぶちかましたりと小ボケ大ボケの丸山さん。ボケでもツッコミでもないけど「ハレンチな問題だぜぇ」の声と言い方が個人的にツボです。意識的にも無意識下でもエアーポケットに入りがちな丸山さん。
【ツッコミ】スピードはメンバー内では遅めで、声の大きさもそこまでありません。が、誰にも拾われずに宙に浮いてしまったボケをしっかり拾ってまっすぐなツッコミを添えます。変わったボケをする⇔ツッコミワードが基本まともというギャップが丸山さんの人間としての奥行きを感じさせます。全員でツッコむときも立ち上がる、指をさすなどのモーションはしますが顔はにこにこと笑っているだけで、人に対して厳しく指摘・訂正する場面はあまり見られません。(まれに対横山さんで見られます。)
【ボケ】しっかりボケて、ヨコヒナを中心にしっかりツッコまれます。振られてボケる・大喜利の中でおもしろワードを重ねることが得意。話のテンポや語感を重視し、特に意味のない言葉の選び方が秀逸。変顔の種類が豊富。ボケの自覚なく放った発言がツッコまれると顔を真っ赤にして恥ずかしがるところが可愛いです。(感想)


「なんでなん?」ボケの意図が知りたい!

安田さん

渋谷さんと同様にランキング的には真ん中あたり、ツッコまれた回数がやや多いという結果になりました。ツッコミが基本やわらかめなのでワードの強さと声の大きさで目立たせる関ジャニスタイルの中では周りにかき消されてしまうことも。ツッコんでるつもりがボケになっていることも多い。(横山さんの願い:ヒナと二人でご飯に行きたいけどなかなか叶わないという話の流れで『あんまりパスタ好きじゃないの~?』と声をかける安田さんが個人的にツボです。優しい。)
【ツッコミ】「なんでなん?」「なにしてんの?」とボケに対して純粋な疑問を投げかけるタイプのツッコミ。声のトーンが高めなので全員でツッコんでいる場面でも「なんで」の声がよく通ります。丸山さんがするような意識的なボケに対してはメンバーがツッコんでいるからか安田さんはツッコまずに黙って見ているかアハハハと笑っていることが多い。
【ボケ】根底に地球・愛な優しさがあるゆえの天然がよく出ます。天然キング。負け続きの錦戸さんに「一位の俺を倒してから信ちゃんと戦え」と意気込みを言ったり、クイズの解答権がまわってきて「いいですか一個だけ」と確認をしたりと、予想外の角度から飛んでくる発言に思わずツッコんでしまうような状況を作りがち。安田さんの天然はいつでも真剣。


ツッコみたいけどいかれへん!

錦戸さん

ボケたい、ツッコみたいけどみんなには勝てへん!を感じる回数の少なさ。ツッコミなのかただの指摘なのかそこの境目があいまいで、もしかしたら私以外がカウントすることでランキングが変わってくるかもしれません。
【ツッコミ】主に横山さんと丸山さんに噛みつく形のツッコミのみ。タイプとしては訂正・指摘でのツッコミが得意で、ボケを面白く引き立てるツッコミはあまりしない。間違った発言への反応は敏感だが、村上さんや安田さんの天然に対しては特に何も言わずに笑っていることが多い。
【ボケ】ゲームが進むにつれて追い込まれていく錦戸さん。やる気十分な初日は自らボケようとする姿勢も見られますが、後半はゲームに勝ちたくて必死な姿が全員からツッコまれるようになっていきます。一人だけ注目されてボケるのは恥ずかしいけど、みんながボケてるなら乗っかりたい。彼もまた、お笑いが大好きな関西人の一人なのです。

ツッコミ次期エース

大倉さん

圧倒的にツッコミ。その場のおかしいところにおいおいおーい!とツッコんでいく大倉さん。2012年は積極的にボケたりツッコんだりの中にいるイメージがなかったのですが、すばやく声を出してきっちりツッコんでいます。
【ツッコミ】誰もが気付くようなポイントでもそこそこにツッコみ、誰も気づいてなかった小さなボケにも「それはちゃうやろ」と笑いながらツッコみます。「なんでそんなこと言うん」とボケの発言のどこがどうおかしいのか説明しつつツッコみながらそのボケのおかしさにじわじわきて想像してみて笑っているような大倉さんがよく見られます。
【ボケ】他のメンバーに比べてボケたがりではないけど、今ボケてみたら面白いだろうなというタイミングで地味にボケを投げかけてみる。小声でボケる。渋谷さんと似ているようで少し違うシュールなお笑いがこの頃から根付いています。


3.ツッコミタイプについての考察

ここまで計測・考察を重ねていて、メンバーそれぞれツッコミのタイプが少しずつ違うのではないかと考えました。
そこで、ツッコミの「スピード」と「内容の濃さ」に注目してグラフを作成しました。あくまでも私個人のイメージによるところが多いことをご了承ください。

スピードに関してはツッコんでいる場面を各メンバー2フレーズずつ無作為に選んでボケ→ツッコミまでの時間をストップウォッチで計測。平均したものを参考にしました。

内容の濃さに関しては、「なんでやねん!」と相手の言ってることの訂正だけの場合シンプル寄り、「お前それ○○やで」と説明・例えなどの小技(?)を入れている場合を独特寄りに配置しました。



渋谷さん以外は平均1秒台だったので大差ないのですが、安田さんについてはものすごく速くシンプルツッコミするか遅めにしっかりツッコむかの2パターンあったので飛び地で表現しました。

渋谷さんはメンバーがガヤガヤとツッコんだあとにたっぷり間をとってオチを作るフレーズをぶちこみます。ボケが発生してからツッコむまでは平均7秒。速くツッコむときは1秒台でツッコむこともありますが、口調が強いので味付けが濃くなりがちです。

大倉さんは安田さんほど極端ではありませんが、速くシンプル⇔ゆっくりしっかりの使い分けが見られます。

村上さんは俊敏なツッコミが特徴的。メンバーのツッコみ方によって変化しますが、速さはそのままに王道⇔独特フレーズのツッコミパターンがあるようです。



4.実際に起きた総ツッコミ例

以上の各メンバーのボケツッコミ傾向を踏まえて、関ジャニは全員でのお笑いの流れをどう作っていくのか、「横山さんのワイヤレスマイクで音が抜けた場面」を例に見てみましょう。(太字は声を張っている発言です。)



〜大まかな流れ〜
①横山さんのボケ(ミラクルタイプ)発生。
②倉丸が即座にツッコみ、右側三人は膝から崩れ落ちて笑う。
③雛安によるミラクルボケへの称賛。
④横山さんの欲しがり→村上さんのしっかりツッコミ→渋谷さんの強めツッコミ 三馬鹿ホットライン
⑤渋谷さんの「ちゃうわあんたの問題や」で6対1の構図に。
⑥全員同時に喋り出す。
⑦横山さんの反論。
⑧渋谷さんがここぞというタイミングで「帰れ帰れ~」ここからまた新しい展開。
⑨横山さんのもうちょっといさしてくださいへのすばくらが同時に正反対のことを言う。
⑩横山さんへの当たりがとにかく強い渋谷さん。
⑪丸山さんの「じゃあね!バイバイ!」でオチ。


〜ポイント解説〜
②丸山さんはまずスタッフによる意図的なトラブルではないことを主張するために「なんてなんて?」と聞き返す。
大倉さんは、聞こえなかった部分はお客さんもメンバーも同じだということを分かりやすく説明するために「ええとこだけ抜けた!」と反応。
倉丸はこういうところで頭の回転が速いなぁと思ったりする。アクシデントへのフォローが早い。
③横山さんに面白いことが起きたことをまず褒める雛安。そして褒められてうれしそうな横山さん。関西人の血。
⑤渋谷さんの発言で全体の流れが変わる瞬間。丸山さん以外全員マイクを構えて同時に喋ります。ドームより小さなステージなのでMCを横から撮影。全員に責められる様子が横山さん視点で楽しめます。
⑨おそらく大倉さんはここで「いいよ」と言って「もっとなんか言え」的な落とし方をしようとしたのか…それかシンプルにやさしさだったのか。渋谷さんとタイミングが被ってしまったが、渋谷さんがもう一度アカン!という流れに持っていき大倉さんは譲る形に。
⑪話がオチなさそうなときにヒーローのように現れる丸山さん。全員で横山さんを責める流れのときもマイクを構えていなかったのはどうやって落とそうか考えていたのかもしれません。ツッコミワードで落とす渋谷さんとは反対に、ボケワードで落とせるのが丸山さんの特徴。そこまで強い言葉をかけていなかった丸山さんが最後の最後で「バイバイ!」と突き放すことでギャップが生まれ笑いが生まれるのだと私は思いました。そしてこれを気に入ってこの回の最後でも使う丸山さん。とてもかわいい。


〜全体的にみたときのポイント〜
喋るタイミング・内容の被らなさと全員でマイク構えるときの息の合い方。
倉丸がフォローのツッコミに入ったと同時に安心して笑う右側三人。
横山さんの喋る量の多さ、ほしがり、なんとなく寂しそうな言い方。
山田の「会話の隙間のガヤ」の巧さ。何がなんでもスベらせない。
第一声が「すごいなヨコ!」の村上さん。
大倉さんの全体を整理するツッコミ。
前半なんとも言えない顔で見ているだけだったのに喋るたびに笑いや全体の流れを変えられる渋谷さん。
訂正・指摘の錦戸さん、でもやっぱり全員でいく流れにはしっかり乗りたい。
まず褒めて、しっかりツッコむ村上さん。みんながツッコむからそこまでがっつりはツッコまない。
「俺がおらんかっても」のくだりでは「そこまでは言うてないやん」と言いたげに黙り込む右側三人。


5.まとめ

関ジャニトークはなんとなくがやがやしているイメージが強かったので、ボケたいからボケる、おかしいと思ったからツッコむという風に自由におしゃべりしていると思っていました。今回の調査で分かったことは、関ジャニトークの大きなテーマは「誰もスベらせない」なのではないかということです。スベらせないためにツッコむ、ツッコミのセンスがキレてたら全員ではツッコまない、ツッコミさえスベりそうになったら追加のツッコミなりボケなりをして新たにフォローする人が現れる。沈黙が生まれる前に誰かが喋る、といった流れが自然にできるところが関ジャニのすごいところだなと思いました。また、全員が全員ボケたがりではなく、面白い流れができていたら入っていけるメンバー、ツッコミという行為自体が苦手なメンバーなどボケとツッコミのタイプ・得意と苦手な分野がはっきりと分かれているところも興味深かったです。
そうした役割分担で、出るとこ出る、引くとこ引くということが意識的にか無意識か、チームワークによってあの面白い流れが生まれるのだなぁと思いました。

今回の記事は2012年時点の計測結果をもとに考察したものでした。記事を書きながらリアルタイムで放送している番組を見ていると良い意味で変化があったメンバーと相変わらずなメンバーがいたのでこれまた面白いなぁと思いました。
というか、計測中に2012年のデータだけではまだまだメンバーのこと掴めないなぁと思ったので同時にあの映像からもカウントをしておりました。
まとめるのが間に合えば次のアニバーサリーにて…うふふ。

☆おまけ☆
今回はコンビ間の関係性を検証する目的ではなかったので誰が誰に、というところは省略していましたが、せっかく計測してグラフを作ったので一応貼っておきます。ということで。
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*1:「8EST(初回限定盤A)」DVD盤特典映像 ∞祭~ボクらも8っちゃい、8っちゃけまつり~ 『ガチンコ祭り!センターは俺だ!!』全公演ダイジェスト(2012年10月17日リリース、IMPERIAL RECORDS)

*2:ツッコミ(つっこみ)とは何? Weblio辞書

*3:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/203565/meaning/m0u/