はちみつまじりで

気づかない場所で起きている奇跡を なるべく見落とさないようにしていきたい

∞ o'clockの歌詞を3作品分メンバーごとに並べてみると何が見えてきますか

ここ2ヶ月ぐらい、このブログで一本の記事がダントツでアクセス数を伸ばし続けています。

そう、∞ o'clock。

十五祭、きましたね。 やっときましたね。
なんと!今年のコンサートで私が愛してやまない∞ o'clockの2019年版を歌ったとのこと!

以前書いた記事は読み返すとまぁ本当に恥ずかしいぐらいめちゃくちゃな文章だったのでリンク貼るのもためらわれますが。
そいであの記事を改良+今年の分を追加して読みやすくメンバーごとにまとめてみようということで。

現場に足を運んでいないクソ在宅ポンコツオタクなのでレポ頼りで情報収集。そこで耳コピで書き出して詳細な歌詞を書かれているちぃ様のレポを見つけました。
リプライにてお声かけをして記事への掲載の許可をいただきました。
(見知らぬアカウントからの突然のお願いに快く許可を出してくださりありがとうございました。)

そして復習になりますが「∞ o'clock」は2005年の「サマースペシャル2005前夜祭」のオープニングで披露された曲。(ライブ映像は同年11月に発売された「Spirits!!*1に収録されています。)
その3年後、「無責任ヒーロー*2カップリング曲「∞ o'clock 08」が世に出て、2019年十五祭にて「∞ o'clock 19」(←勝手に命名)が誕生しました。


なお、この記事では∞ o'clockを「無印」、∞ o'clock 08を「08」、∞ o'clock 19を19と表記します、

無印版と08はメンバーによる作詞であることが明らかにされていましたが、19に関してはメンバー作詞であるかは今のところ不明です。が、歌詞の雰囲気見た感じ無印と08の作詞の癖が残っていたりするのでメンバー作詞じゃないかな~と思っています。そうだといいなという…希望です。


歌唱順についてですが、
前回記事の後半に内くんがいたらこんな感じだったんじゃないかと推測で書いた

は置いといて、三作品を並べて見てみると

(倉)

こんな感じ。
こう見るとヨコヒナがずっと並んで紹介されてるんですね。基本は紹介された人が次の人を紹介する、という順番で歌っているようです。


今回も前回の記事同様、無印の紹介順でいきます。






【安田さん】

「∞ o'clock」(渋谷さん)
大阪の天王寺動物園
ギターを弾く珍しいチンパンジーと 出会った〜

「∞ o'clock 08」(錦戸さん)
脳味噌の中はお花畑
気が付きゃ付いてたあだ名はゲイ
短い指で押さえるFで
会場沸かすぜ!皆騒げ!!
こいつと一緒にYeah!×2
本当は嘘です!ゲイ!×2
誰より優しく、誰より頼れる
∞の最短BOY 章ちゃん

「∞ o'clock 19」(錦戸さん)
超えた峠の数だけ
強く逞しく生きる君が誇らしく
増えた傷を晒す姿
どんなブランドのロゴも敵うわきゃないよ
色付きのレンズ越しに見える景色が
これ以上曇ってかないよう
君というヒカリで照らして連れてって
まだ見ぬ世界へ 章ちゃん

08ではノリ重視の愛のある身体的特徴イジりも交えながらの歌詞になっていましたが、19では「俺から見た章ちゃんのかっこいい生き様」を錦戸さんのセンスによって詩的に表現されたラブレターのようにも見えます。08でも19でも錦戸さんにとって安田さんは頼れる人、誇らしい人なのだと、そういう言葉をストレートに表現できる二人の関係、マジ熱いです。



【丸山さん】

「∞ o'clock」(安田さん)
丸ちゃんでございますー! 皆さん みなさん みなさん!
愛してください!
奇妙な言葉を繰り出す 最高だぜ
元気がいい言葉は「パァーン!!」

「∞ o'clock 08」(横山さん)
ハーイハハイハイ ハイハイハイ
ハハイのハイの ハイ ハイ ハイ
こいつがウチの元気印
まるまるまるまるまるちゃんです
奇声を発すりゃいきなりコパーン
テンション上げればいきなりパーン
女性が大好き ポテチが大好き
甘いの食べたら アマース!!

「∞ o'clock 19」(横山さん)
ハーイハハイハイ ハイ ハイ ハイ
ハハイのハイの ハイ ハイ ハイ
こいつがウチの元気印
まるまるまるまる丸ちゃんです
ベースのスラップ 弾けるエロさ
トークのストップ 挫けぬハート
土曜の朝はスーツでプラス
魔法の言葉は「パーン!」

ハーイハハイハイ ハイ ハイ ハイの節は無印の渋谷さんでも使われている、14年モノです。08では奇天烈な部分がフィーチャーされてましたが19ではここまで積み上げた経験とそれによって磨かれた技術が丸山さんの特徴として並べられています。アマース!からパーン!に原点回帰。



【村上さん】

「∞ o'clock」(丸山さん)
大きな声で さぁやって参りました
村上信五 颯爽と登場
まずはサッカーボールを10時間
そして筋トレ毎日空いた時間
ごっつい手から繰り出すツッコミ
僕はいっつも たんこぶだらけ
いつでもどこでも 派手なツッコミ
「ホンマに勘弁してくださいよー」

「∞ o'clock 08」(安田さん)
ジャニーズギリギリ ツッコミアイドル
いつでもどこでも右手はパー
グラビア見つけりゃ気にせずツッコム
大物見つけりゃびびらずツッコム
それでも時々右手はグー
まるちゃん見つけて本気でパンチ
ツッコミ命 右手が命
八重歯が命 村上信五

「∞ o'clock 19」(安田さん)
降臨なさった村神様
笑いの神と27hour
M children 夜な夜な
卑猥な響き たまに淫ら
酒浴びたらFACE斑ら
内柔外剛 ライトフライ級
いやいやフライ級 神はTRY中

だけど (だけど) どつきたいわけじゃないねん (ツッコミ)
それが 僕の仕事なの~

無印と08で上記の通り歌っていた部分が下記の歌詞に変更。

お金 日本円だけじゃないねん
(米ドル) ユーロ ポンド 暗号資産

ここまでの「ツッコミ」のイメージを封印して、全体的に村上さんの好きなものやお仕事について書き並べています。「淫ら」「浴びたら」「斑ら」など韻を踏んでいるのもラップが好きな安田さんならではの作詞。後半のお金の単位の歌詞はタコマイでの紹介時もお金キャラ(?)でしたが単なる守銭奴ではなく経済のラジオ番組もやっている村上さんにちなんで書かれたものではないかなと私は思っています。安田さんが書いたのかな、どうでしょう。村上さん自身が書いたかもしれませんね。



【横山さん】

「∞ o'clock」(村上さん)
事務所に入って9年目 24歳 忘れん坊
ロケバス乗ったら 携帯あらへん
仕事の帰りは 財布があらへん
自由と書いて 横山裕 コイツが∞のフリーマン
心はずっと 永遠の子供 コイツが∞の ピーターパン!

「∞ o'clock 08」(村上さん)
羨ましいほど天使の美白
メンバー想いのWonder Boy
旅行が大好き おまけにグルメ
「あの〜 最近ハマってるのはベガスと、つけ麺?」
優しい 楽しい 珍しい
ヨコチョ 横山 裕ちゃんでーす!

「∞ o'clock 19」(村上さん)
この度北斎やっとりましたです
大人になったユウちゃんです
ささみとキャベツで身体を絞って
「何これ!?うま!!」
昼の木曜おなじみコメント
コイツがみんなのヨコナンデス!

無印から一貫して村上さんが横山さんを紹介しています。無印では意外な一面、08では見た目と中身と最近好きなものを紹介してきた村上さん、ここにきて「みんな知ってるヨコ」テレビのイメージをストレートに表現するシンプル歌詞で来ました。一番言いたいことは「コイツがみんなのヨコナンデス!」なんだろうかなとぼんやり思いました。



【大倉さん】

「∞ o'clock」(ドラムソロ)

「∞ o'clock 08」(渋谷さん)
まずはこいつだ∞のドラマー
最近じゃTVで連ドラマー
コイツのリズムに乗れば誰もがアッパーラッパーだ
俺らの鼓動を叩く最強ドラマー oi たっちょん!

「∞ o'clock 19」(丸山さん)
おまっとさんした みんなのたっちょん
低音ボイスの長身イケメン
少し胃腸は弱くはあるが
めげずに呑み食い容赦なし。
踊りはしなやか ドラムは豪快
貴様の笑顔にゃ惚れるぜ参った!
みんなのハート、もってけ!泥棒!
関ジャニ∞の若頭ー!

大倉さんのかっこいいところ、かわいいところ、好きなとこ全部詰め込んじゃえ!的な丸山さんのラップ。ドラムソロだった無印から19でもドラムについて触れられている部分があります。読点が入ってるのも丸山さんっぽいなぁと思ったり。08では錦戸さんが若頭でしたが19では大倉さんに代わりました。08時点のカシラは誰だったのか、そう考え始めると寂しくなってしまうのでやめておきます。そこまで深く考えて若頭って書いてないかもしれないしね。



【錦戸さん】

「∞ o'clock」(大倉さん)
誰もが認めるsexy boy
でも 家に帰れば甘えん坊
好きになると とことんハマって
今ではギターが恋人 baby
恥ずかしがり屋のはにかみスマイル
女心に バーン! バーン! バン!
黒髪なびかせ 毒舌悶絶 ∞の若頭 亮ちゃーん

「∞ o'clock 08」(大倉さん)
Ryo×3 NSKD こいつの名前が錦戸亮
誰かれ構わず ニラミきかせる
Sexyたれ目に泣きぼくろ
髪は黒 魅惑のah ギタープレイに皆メロメロ
仲間想いで涙もろい こいつが俺らのラストフレンズ

「∞ o'clock 19」(大倉さん)
Hey yo yo まずはこいつだ
誰もが認めるイケメンフェイス
浴びるぜみんなの黄色い歓声
ハスキーボイスで揺らせよ会場
圧倒的な演技で卒倒
相当磨かれたセンスが
届ける最高of最高の作品だ
My man he's 錦戸亮

村上さん→横山さんと同じく、三作とも大倉さんが錦戸さんを紹介しています。
無印の歌詞、他のメンバーは今日までに多少なりとも変化してきていることが多いのですが、錦戸さんの無印の歌詞はこれを十五祭で歌ったとしても違和感がないような気がします。ブレない錦戸さん。「亮ちゃんの可愛らしい一面」をおさえて「マジかっけぇマジ最高卍」な大倉さんの作詞でした。一発目にぴったり。


08までは見た目や中身、意外な一面を紹介する歌詞が多かったように感じましたが、19では今までやってきた仕事の成果というか、頑張ってきていまここにいるよ!こんなことしてるよ!と現在地を残しておくような歌詞が多い印象です。他己紹介というよりその人の魅力いっぱい詰めてみました!的な。08までのイチゲンさんへの名刺代わりになるような歌詞だったものから、今回は今まで見てきた人にはよくわかるある意味ではラブレターのような歌詞になったのかなと私は感じました。韻を踏んだり踏まなかったり、フルネームだったりあだ名だったり、こういうときに個性が出るのが面白いです。

ずっと望んでいた∞ o'clockの最新版。えげつないで紹介しあったからもうしばらくやらないのか、いや村上さんはまだ紹介されてないし…とぐるぐる回るループに迷い込んでいたら15周年という記念の年にやってくれるなんて…!しかも来月出るDVDで見られるのが楽しみです!!

それではまた11年後、∞ o'clock 30でお会いしましょう!さようなら!

*1:「Spirits‼︎」(2005年11月23日リリース、IMPERIAL RECORDS) 

*2:無責任ヒーロー」初回限定盤A(2008年10月29日リリース、IMPERIAL RECORDS))